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いたや‐かえで【板屋槭樹・板谷楓】‥カヘデ🔗🔉

いたや‐かえで板屋槭樹・板谷楓‥カヘデ カエデ科の落葉高木。山地に生ずる。高さ約20メートル。葉は掌状で、無毛、鋸歯がない。4月頃、淡黄色の小さい花を開く。翼果は鍬形状。秋、葉は鮮黄色に色づく。材は床柱など装飾材となる。樹液には比較的糖分が多い。トキワカエデ。ツタモミジ。 イタヤカエデ 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒いた‐や【板屋】

いた‐やかた【板屋形】🔗🔉

いた‐やかた板屋形】 牛車ぎっしゃの屋形を板で造った粗末なもの。宇津保物語藤原君「―の車の輪欠けたるに」

いた‐やき【板焼】🔗🔉

いた‐やき板焼】 カモ・鶏などの肉を薄く切り、みりん・醤油などに漬け、杉板にのせて焼いた料理。へぎ焼。 ⇒いたやき‐どうふ【板焼豆腐】

いたやき‐どうふ【板焼豆腐】🔗🔉

いたやき‐どうふ板焼豆腐】 豆腐を薄く切り、味噌を塗った薄い杉板に挟み、両面から焼いた料理。 ⇒いた‐やき【板焼】

いた‐やぐし【痛矢串】🔗🔉

いた‐やぐし痛矢串】 重傷を負わせ、はげしくつきささった矢。古事記「―を負ひたまひき」

いたや‐とうげ【板谷峠】‥タウゲ🔗🔉

いたや‐とうげ板谷峠‥タウゲ 山形・福島の県境にあり、奥羽山脈をこえる峠。標高755メートル。

いた‐やね【板屋根】🔗🔉

いた‐やね板屋根】 板で葺いた屋根。

いたや‐はざん【板谷波山】🔗🔉

いたや‐はざん板谷波山】 陶芸家。本名嘉七。茨城県生れ。精巧な磁器を主とし、薄肉彫の文様と端正な形体をもつ製陶にすぐれた。文化勲章。(1872〜1963) 板谷波山 撮影:田沼武能 ⇒いたや【板谷】

広辞苑 ページ 1128