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ソナチネ【sonatine イタリア】🔗🔉

ソナチネsonatine イタリア】 (ソナタの指小辞)小ソナタ。ソナタの特徴は残しながら、小規模で、しばしば技術的にもやさしい曲。教材用のピアノ独奏曲に多い。小奏鳴曲。

そ‐な・る【磯馴る】🔗🔉

そ‐な・る磯馴る】 〔自下二〕 強い風波をうけて、木が磯や地に傾いて生い延びる。詞花和歌集「み吉野のきさ山陰に立てる松幾秋風に―・れ来ぬらむ」

そ‐なれ【磯馴】🔗🔉

そ‐なれ磯馴】 ①樹木が磯や地に傾いて生えること。散木奇歌集「鷺のゐる―の松に見ぞまがへける」 ②磯馴松の略。 ③ハイビャクシンの異称。 ⇒そなれ‐ぎ【磯馴木】 ⇒そなれ‐まつ【磯馴松】

そなれ‐ぎ【磯馴木】🔗🔉

そなれ‐ぎ磯馴木】 磯や地に傾いて生えた木。千載和歌集「―のそなれそなれてむす苔の」 ⇒そ‐なれ【磯馴】

そなれ‐まつ【磯馴松】🔗🔉

そなれ‐まつ磯馴松】 幹・枝が磯や地に傾いて生えた松。散木奇歌集「須磨の浦や渚に立てる―」 ⇒そ‐なれ【磯馴】

そなわ・る【備わる・具わる】ソナハル🔗🔉

そなわ・る備わる・具わるソナハル 〔自五・下二〕 ①物が足らないところなくそろい整う。神代紀「諸もろもろの部とものお整ひ―・り」。「研究施設がよく―・っている」 ②その人が自分のものとして持っている。身についている。狭衣物語4「さるは三十二相もよく―・り給ひて」。後拾遺和歌集哀傷「―・れし玉のをぐしをさしながら」。「彼にはおのずから気品が―・っている」 ③その地位にある。列する。平家物語9「万乗の位に―・り給へり」

広辞苑 ページ 11624