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そら‐びき【空引】🔗🔉

そら‐びき空引】 ①空引機そらびきばたの略。 ②空引機で、必要な経たて糸を引き上げる操作。 ⇒そらびき‐ばた【空引機】

そらびき‐ばた【空引機】🔗🔉

そらびき‐ばた空引機】 紋織に使用する織機の一種。紋を織り出すのに必要な通し糸を取り付けるために、上部に鳥居状のものを付けた。近代以降ジャカード機に圧倒された。→高機たかばた ⇒そら‐びき【空引】

そら‐ひじり【空聖】🔗🔉

そら‐ひじり空聖】 名ばかりのひじり。いつわりのひじり。えせひじり。古今著聞集5「仁俊は、女心ある者の―立つるなど申しけるを」

そら‐びょうし【空拍子】‥ビヤウ‥🔗🔉

そら‐びょうし空拍子‥ビヤウ‥ 神楽・催馬楽などで、句頭(主唱者)が声を発する前に笏拍子しゃくびょうしを一つ打つこと。

そら‐ぶき【空嘯き】🔗🔉

そら‐ぶき空嘯き】 そらふくこと。そらうそぶくこと。

そら‐ふ・く【空嘯く】🔗🔉

そら‐ふ・く空嘯く】 〔自四〕 (→)「そらうそぶく」に同じ。新撰六帖1「天津風身にしむばかり思ふとも―・く人をいかが頼まん」 ○空吹く風と聞き流すそらふくかぜとききながす 何事も耳にとめない様子をする。 ⇒そら【空】

そら‐ぶし【空臥し】🔗🔉

そら‐ぶし空臥し(→)空寝そらねに同じ。

そら‐へんじ【空返事】🔗🔉

そら‐へんじ空返事】 相手の言うことに身を入れて聞かず、いいかげんな返事をすること。なまへんじ。からへんじ。樋口一葉、にごりえ「其時限りおいおいと―して」

そら‐ぼけ【空惚け】🔗🔉

そら‐ぼけ空惚け】 そらとぼけ。古今著聞集16「―なし給ひそ。ゑぼうしはここにあるは」

そら‐ほでり【空火照り】🔗🔉

そら‐ほでり空火照り】 夕焼け。好色一代男5「其の夕暮の―して」

そら‐ほど🔗🔉

そら‐ほど (ソレホドの転)それぐらい。そのくらい。遊子方言「もう七つ過ぎでもあろ。いや、まだ―ではおざんせん」

そら‐ぼめ【空誉め】🔗🔉

そら‐ぼめ空誉め】 口さきだけでほめること。

そら‐ぼれ【空惚れ】🔗🔉

そら‐ぼれ空惚れ】 惚れこんでいるように見せかけること。〈日葡辞書〉

そら‐まい【空舞】‥マヒ🔗🔉

そら‐まい空舞‥マヒ うそのまい。正統に継承していないにせのまい。

広辞苑 ページ 11674