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そら‐まけ【空負け】🔗🔉

そら‐まけ空負け】 いつわって負けること。

そら‐まめ【蚕豆・空豆】🔗🔉

そら‐まめ蚕豆・空豆】 (莢さやが空に向いてつくからいう)マメ科の二年生作物。葉は羽状複葉。原産地は未詳。古来西アジアで栽培。今は世界各地に栽培、中国に多い。2〜3月ごろ紫色の蝶形花をつけ、花後、大きな莢を実らせる。種子は食用、茎葉は肥料や家畜の飼料。イササグサ。野良豆。〈[季]夏〉。「蚕豆の花」は〈[季]春〉 蚕豆 撮影:関戸 勇 蚕豆の花 撮影:関戸 勇

そら‐み【空見】🔗🔉

そら‐み空見】 うわのそらで見ること。心をとめずに見ること。〈日葡辞書〉

そら‐みだれ【空乱れ】🔗🔉

そら‐みだれ空乱れ】 酒に酔ったふうをよそおうこと。そらえい。源氏物語胡蝶「今朝もいといたう―して」

そら‐みつ🔗🔉

そら‐みつ 〔枕〕 「やまと」にかかる。そらにみつ。万葉集1「―大和の国はおしなべてわれこそをれ」

そら‐みみ【空耳】🔗🔉

そら‐みみ空耳】 ①物音や声がしないのに、それを聞いたように思いちがうこと。幻聴。能因本枕草子祭りの頃は「忍びたるほととぎすの遠う―かとおぼゆるまでたどたどしきを」 ②聞いて聞かないふりをすること。「―を使う」

そら‐むね【空胸】🔗🔉

そら‐むね空胸】 いつわって胸の痛むまねをすること。蜻蛉日記「夜のふけぬべかりつれば、―やみてなむまかでぬる」

そら‐め【空目】🔗🔉

そら‐め空目】 ①見えないのに見えたように思うこと。また、見あやまること。拾遺和歌集「―をぞ君はみたらし川の水浅しや深しそれはわれかは」 ②見て見ないふりをすること。浄瑠璃、曾我会稽山「―して死なせてたも」 ③黒目を上にあげて見ること。うわめ。 ④どこを見るともない、うつろな目つき。 ⇒そらめ‐づかい【空目遣い】

そら‐め・く【空めく】🔗🔉

そら‐め・く空めく】 〔自四〕 しっかりしていない。浮ついて見える。うそらしく見える。宇津保物語蔵開下「例はいたう―・いたる人の、いとまめに見え給ひしは」

広辞苑 ページ 11675