複数辞典一括検索+

たくみ‐りょう【内匠寮】‥レウ🔗🔉

たくみ‐りょう内匠寮‥レウ ①中務なかつかさ省に属し、宮中の調度の製作、殿舎の装飾をつかさどった役所。728年(神亀5)設置の令外りょうげの官。うちのたくみのつかさ。たくみづかさ。 ②旧制で、宮内省の一部局。宮殿その他の建築・土木に関する事項を管理。1947年主馬しゅめ寮と合併して宮内庁管理部となる。 ⇒たくみ【内匠】

たく・む【巧む・工む】🔗🔉

たく・む巧む・工む】 〔他五〕 ①工夫をめぐらす。趣向をこらす。「―・まざる美」「―・まずしてあらわれるユーモア」 ②たくらむ。企てる。古今著聞集16「かねてよりしか―・みまうけたる事なれば」

たくむ‐しょう【拓務省】‥シヤウ🔗🔉

たくむ‐しょう拓務省‥シヤウ もと内閣各省の一つ。拓務大臣を長とし、植民地統治・移植民などに関する行政をつかさどった官庁。1929年(昭和4)創設、42年大東亜省に編入。

たくめ【専】🔗🔉

たくめ】 〔副〕 もっぱら。専一に。「たうめ」とも。敏達紀(前田本)院政期頃点「豈に専タクメ蘇我臣が仏の法を興し行ふに由るに非ずや」

だく‐めき🔗🔉

だく‐めき 胸がどきどきすること。狂言、空腕「今胸の―を直いて咄しませう」

だく‐め・く🔗🔉

だく‐め・く 〔自四〕 胸がどきどきする。狂言、清水「アア胸が―・いてなりませぬ」

たく‐も【焚く藻】🔗🔉

たく‐も焚く藻】 塩をとるために焼く藻塩草。後拾遺和歌集「浦風になびきにけりな里のあまの―の煙心弱さは」

だく‐やく【諾約】🔗🔉

だく‐やく諾約】 契約の申込みに承諾を与えること。

たく‐ゆ【託喩】🔗🔉

たく‐ゆ託喩】 事に託してさとすこと。

たく‐よう【托葉】‥エフ🔗🔉

たく‐よう托葉‥エフ 普通葉の葉柄の基部にある葉片。双子葉植物に多く見られ、形・大きさは変化が大。バラ科・マメ科・アカネ科などで著しいが、全くこれを欠く植物もある。→葉(図)

た‐ぐら【田鞍】🔗🔉

た‐ぐら田鞍】 農耕時に牛馬の背に置く鞍。犂すきなどの牽引用。運搬の際につける荷鞍にぐらとは異なる。

広辞苑 ページ 12082