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たこ‐ずきん【蛸頭巾】‥ヅ‥🔗⭐🔉
たこ‐ずきん【蛸頭巾】‥ヅ‥
頂を丸く作った頭巾。
たこ‐つぼ【蛸壺】🔗⭐🔉
たこ‐つぼ【蛸壺】
①蛸を捕らえるのに用いる素焼の壺。浮標うきをつけて海に沈め、蛸が中に入った頃、引き上げて捕らえる。
蛸壺
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
②縦に深く掘った一人用の塹壕ざんごう。

たこ‐つり【蛸釣】🔗⭐🔉
たこ‐つり【蛸釣】
①蛸を釣ること。
蛸釣
撮影:関戸 勇
②格子窓などから竿を使って室内のものをぬすみ出すこと。

たこ‐どうつき【蛸胴突】🔗⭐🔉
たこ‐どうつき【蛸胴突】
胴突きに用いる具。円筒形の木材に2本ないし3本の柄をつけ、数人がその柄を持ってつき固めるもの。たこ。→胴突き
蛸胴突

たごと‐の‐つき【田毎の月】🔗⭐🔉
たごと‐の‐つき【田毎の月】
長野県千曲市冠着山かむりきやま(伝説では姨捨山)の山腹の、段々に小さく区切った水田にうつる月。蕪村句集「帰る雁―のくもる夜に」
たこ‐にゅうどう【蛸入道】‥ニフダウ🔗⭐🔉
たこ‐にゅうどう【蛸入道】‥ニフダウ
①(その円頭が坊主頭に似ているからいう)蛸の異称。
②坊主頭の者をあざけっていう語。たこぼうず。
たこ‐ねり【蛸ねり】🔗⭐🔉
たこ‐ねり【蛸ねり】
(→)「蛸すかし」に同じ。
たこ‐の‐あし【蛸の脚】🔗⭐🔉
たこ‐の‐あし【蛸の脚】
ベンケイソウ科の多年草。おもに西日本の湿地などに自生。夏、茎頂に数本の花軸を出し、黄白色の小花を並べつけ、その様子が蛸の吸盤に似る。サワシオン。
たこのあし
タコノアシ
撮影:関戸 勇


たご‐の‐うら【田子の浦】🔗⭐🔉
たご‐の‐うら【田子の浦】
静岡県富士市南部の海浜。北に富士山を仰ぎ、西に三保の松原を望み、古来、東海道屈指の景勝地。古くは富士川西岸、蒲原・由比・興津の海岸をいう。(歌枕)
たこ‐の‐き【蛸の木・露兜樹】🔗⭐🔉
たこ‐の‐き【蛸の木・露兜樹】
タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島の特産。高さ数メートル。幹の下部から多数の気根を斜めに生じ、その状態が蛸に似る。葉は広線形で、枝頭に叢生。雌雄異株。夏、黄色の花を開き、人頭大の集合果を結ぶ。葉はかご・帽子・むしろなどを製し、屋根をふくこともある。タコノキ属(学名パンダヌス)植物は南太平洋に数百種が分布。葉を屋根ふき材・生活用品などに利用。栄蘭えらん。→あだん
○蛸の糞で頭へあがるたこのくそであたまへあがる
自分だけがうぬぼれているのを、他人から卑しめられていう語。(俚言集覧)
⇒たこ【蛸・章魚】
○蛸の共食いたこのともぐい
同類が互いに食い合うこと。
⇒たこ【蛸・章魚】
広辞苑 ページ 12118。