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たたかい‐がまえ【闘構え】タタカヒガマヘ🔗🔉

たたかい‐がまえ闘構えタタカヒガマヘ (→)「とうがまえ」に同じ。

たたかい‐の‐にわ【戦いの庭】タタカヒ‥ニハ🔗🔉

たたかい‐の‐にわ戦いの庭タタカヒ‥ニハ 戦場。いくさのにわ。今昔物語集17「俄に―に一人の小さき僧出で来りて」 ⇒たたかい【戦い・闘い】

たたか・う【戦う・闘う】タタカフ🔗🔉

たたか・う戦う・闘うタタカフ 〔自他五〕 (タタ(叩)クに接尾語フの付いた語) ①叩きつづける。また、撃ち合って勝ちを争う。日本霊異記「斧を執りて父を殴たたかふ」 ②互いに兵を出して攻め合う。戦争する。平家物語10「一日―・ひ暮して夜に入りければ平家の舟は沖に浮ぶ」。「敵と―・う」 ③互いに力・技・知恵などを比べて優劣を争う。「決勝戦を―・う」 ④障害・困難などをのりこえようとする。「病気と―・う」 ◇武力を用いて争う場合やスポーツなど、広く一般には「戦」を用い、利害の対立する者が争ったり、障害や困難にうち勝とうと努めたりする場合は、多く「闘」を用いる。

ただ‐がお【徒顔】‥ガホ🔗🔉

ただ‐がお徒顔‥ガホ 化粧しないありのままのかお。すがお。浜松中納言物語4「つくろふ所なき御―のめづらしう」

ただ‐がし【只貸し】🔗🔉

ただ‐がし只貸し】 利息を取らずに貸すこと。〈日葡辞書〉

たたかわ・す【戦わす・闘わす】タタカハス🔗🔉

たたかわ・す戦わす・闘わすタタカハス 〔他五〕 双方が激しく競い合う。「議論を―・す」

たたき【叩き・敲き】🔗🔉

たたき叩き・敲き】 ①江戸時代の刑の一種。罪人の肩・背および尻を鞭打つもの。軽敲き(50打)と重敲き(100打)の2種があった。笞刑ちけい。 ②㋐魚または鳥獣の肉などを庖丁でたたいて作った料理。仁勢物語「汁菜は干菜蕪かぶらか穂蓼ほたでかも我が住む方の海人の―か」。「鰺あじの―」 ㋑節取りをしたカツオの表面を焙あぶり、厚めに切り薬味をのせて庖丁の腹でたたいて味がしみこみやすくした料理。土佐作り。 ③扇をたたいて拍子をとりながら唄い歩く乞食。また、その旋律を取り入れた浄瑠璃のふし。 ④(大阪方言)落語家または講釈師の前座を勤めるもの。 ⑤(多く「三和土」と書く)「敲き土」の略。夏目漱石、野分「沓脱から片足をタヽキへ卸して」 ⑥「敲き大工」の略。 ⑦将棋で、歩以外の駒の頭に歩を打つこと。 ⑧(隠語)強盗。 ⇒たたき‐あい【叩き合い】 ⇒たたき‐あげ【叩き上げ】 ⇒たたき‐あみ【叩き網】 ⇒たたき‐いし【叩き石】 ⇒たたき‐うり【叩き売り】 ⇒たたき‐がね【敲き鉦】 ⇒たたき‐ごえ【敲き声】 ⇒たたき‐ごぼう【叩き牛蒡】 ⇒たたき‐ごま【叩き独楽】 ⇒たたき‐だい【叩き台】 ⇒たたき‐だいく【敲き大工】 ⇒たたき‐つち【敲き土・叩き土】 ⇒たたき‐な【叩き菜】 ⇒たたき‐なっとう【敲き納豆】 ⇒たたき‐なます【叩き鱠】 ⇒たたき‐のみ【叩き鑿】 ⇒たたき‐ばなし【敲き放し】 ⇒たたき‐ばらい【敲き払い】 ⇒たたき‐わけ【敲き別け】

広辞苑 ページ 12154