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ただ‐さ・す【直刺す】🔗🔉

ただ‐さ・す直刺す】 〔自四〕 日光が直接にさす。古事記「朝日の―・す国」

たた‐さま【縦方・縦様】🔗🔉

たた‐さま縦方・縦様】 ①縦の方向。たてざま。枕草子94「琵琶の御琴を―に持たせ給へり」 ②まっすぐなさま。一直線のさま。枕草子223「上はつれなくて草生ひ茂りたるを、長々と―に行けば」

たた‐し【縦し】🔗🔉

たた‐し縦し】 たて。たたさ。成務紀「東ひむかし西を日の―とし」

ただし【糺し】🔗🔉

ただし糺し】 ただすこと。とりしらべ。吟味。

ただ・し【正し】🔗🔉

ただ・し正し】 〔形シク〕 ⇒ただしい

ただ‐し【但し】🔗🔉

ただ‐し但し】 〔接続〕 (「ただ」に助詞「し」の付いたもの) ①上の文を受けて、補足・条件・例外を付け加える時に、その初めに用いる語。さて。それで。ただ。竹取物語「仰せの事はいとも尊し。―、この玉たはやすくえ取らじを」。「―日曜・祝日は除く」 ②上の文を受け、それに対する疑問・推量を付け加える場合に用いる語。あるいは。もしかすると。徒然草「本文も見えず。―当月諸社の祭なき故にこの名あるか」 ⇒ただし‐がき【但書】 ⇒ただし‐く【但しく】 ⇒ただし‐は【但しは】

ただ‐じ【直路・正道】‥ヂ🔗🔉

ただ‐じ直路・正道‥ヂ (タダチとも) ①まっすぐな道。まわり遠くない通路。万葉集11「月夜よみ妹にあはむと―からわれは来れども」。倭名類聚鈔10「径、和名多々知、歩道也」 ②転じて、事の経路。いきさつ。狂言、文蔵「温糟うんぞう文蔵の―も知らいで」

ただし・い【正しい】🔗🔉

ただし・い正しい】 〔形〕[文]ただ・し(シク) ①まがっていない。よこしまでない。法華義疏長保点「身端なおくして心正タダシとなり」。徒然草「道を―・しくせばその化とほくながれん」。日葡辞書「タダシイヒト」 ②よいとするものや決まりに合っている。法・規則などにかなっている。きちんとしている。平家物語2「家に諫める子あればその家必ず―・し」。徒然草「道のおきて―・しく是をおもくして放埒せざれば」。「―・い字を書く」「礼儀―・い人」「規則―・い生活」「時刻―・く来る」「―・い答を出す」

広辞苑 ページ 12161