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たたら‐づか【栭束】🔗🔉

たたら‐づか栭束】 〔建〕高欄こうらん1の束柱つかばしらのこと。→斗束とづか

たたら‐はま【多多良浜】🔗🔉

たたら‐はま多多良浜】 福岡市の北東部、箱崎・香椎間にあった海浜で、蒙古襲来の時の古戦場。また、1336年(建武3)足利尊氏・直義兄弟と菊池武敏とが戦い、1569年(永禄12)毛利・大友両軍が戦った所。

たたら‐ぶき【踏鞴吹き】🔗🔉

たたら‐ぶき踏鞴吹き】 砂鉄・木炭を原料とし、たたらを用いて行う和鉄製錬法。古代以降中国地方などで行われた。その製錬炉をも鑪たたらと呼ぶ。 ⇒たたら【踏鞴・踏韛】

たたら‐ぼし【婁宿】🔗🔉

たたら‐ぼし婁宿】 〔天〕二十八宿の一つ。牡羊座おひつじざの西部。婁ろう

ただら‐め【爛ら目】🔗🔉

ただら‐め爛ら目(→)「ただれめ」に同じ。 ○踏鞴を踏むたたらをふむ ①たたらをふんで空気を送る。 ②勢い込んで打ちまたは突いた的がはずれたため、力があまって、から足を踏む。 ⇒たたら【踏鞴・踏韛】

たたり【祟り】🔗🔉

たたり祟り】 ①たたること。神仏・怨霊などのするわざわい。「あとの―が恐ろしい」 ②悪いむくい。 ⇒たたり‐め【祟り目】

たたり【絡垜】🔗🔉

たたり絡垜】 糸のもつれをふせぐため、綛かせを掛ける器具。方形または長方形の台に柱を立てたもの。万葉集12「少女おとめらが績麻うみおの―打麻うちそかけ績むとき無しに恋ひ渡るかも」 絡垜

たた‐り【立たり】🔗🔉

たた‐り立たり】 (「立てり」の上代東国方言)立っている。万葉集20「家人いわびとのわれを見送ると―しもころ」

たたり‐め【祟り目】🔗🔉

たたり‐め祟り目】 祟りにあう時。災難にあう時。「弱り目に―」 ⇒たたり【祟り】

たた・る【祟る】🔗🔉

たた・る祟る】 〔自五〕 ①神仏・怨霊・もののけなどが禍いをする。罰をあたえる。天武紀「天皇の病を卜うらなふに草薙剣に―・れり」。日葡辞書「カミガタタラルル」 ②害をなす。また、したことが悪い結果をもたらす。日葡辞書「コレハフクチュウニタタル」。「飲み過ぎが―・って胃をこわす」「悪天候に―・られて人出が少ない」

広辞苑 ページ 12173