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たち‐なげ・く【立ち嘆く】🔗🔉

たち‐なげ・く立ち嘆く】 〔自四〕 立ってため息をつく。万葉集4「なら山の小松が下に―・くかも」

たち‐な・む【立ち並む】🔗🔉

たち‐な・む立ち並む】 〔自四〕 ならぶ。枕草子89「皇子たち・上達部の―・み給へる」

たち‐なや・む【立ち悩む】🔗🔉

たち‐なや・む立ち悩む】 〔自四〕 立とうとしても苦しくて立てない。また、立っていることに苦しむ。

たち‐なら・す【立ち均す】🔗🔉

たち‐なら・す立ち均す】 〔他四〕 地面をふみつけて平らにならす。また、その場所に常に行き来する。しばしばおとずれる。万葉集9「かづしかの真間ままの井を見れば―・し水汲ましけむ手児奈てごなし思ほゆ」

たち‐なら・す【立ち馴らす】🔗🔉

たち‐なら・す立ち馴らす】 〔他四〕 馴れ親しむようにする。源氏物語賢木「などて今まで―・さざりつらむ」

たち‐なら・ぶ【立ち並ぶ】🔗🔉

たち‐なら・ぶ立ち並ぶ】 [一]〔自五〕 ①いくつもならんで立つ。「高層ビルが―・ぶ」 ②目立つ位置にならぶ。そろう。源氏物語竹河「おとど・北の方のさばかり―・びて」 ③同じ程度である。匹敵する。比肩する。竹取物語「わが丈―・ぶまで養ひ奉りたる我が子を」。「彼に―・ぶ者はいない」 [二]〔他下二〕 同列に並べる。同等にあつかう。源氏物語玉鬘「さりとも明石の並なみには―・べ給はざらまし」

たち‐な・る【立ち馴る】🔗🔉

たち‐な・る立ち馴る】 〔自下二〕 なれる。なれしたしむ。源氏物語匂宮「一つ院の内にあけくれ―・れ給へば」

たち‐ぬい【裁ち縫い】‥ヌヒ🔗🔉

たち‐ぬい裁ち縫い‥ヌヒ 布を裁つことと縫うこと。針仕事。さいほう。源氏物語手習「―などするを」

たち‐ぬ・う【裁ち縫ふ】‥ヌフ🔗🔉

たち‐ぬ・う裁ち縫ふ‥ヌフ 〔他四〕 布を裁って着物などに縫う。裁縫する。源氏物語帚木「そのたなばたの―・ふ方をのどめて」

たち‐ね【立値】🔗🔉

たち‐ね立値】 売り値。梅暦「―をさだんの当日に」

たち‐の‐うお【太刀魚】‥ウヲ🔗🔉

たち‐の‐うお太刀魚‥ウヲ タチウオの別称。

広辞苑 ページ 12191