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たち‐わざ【立技】🔗🔉

たち‐わざ立技】 柔道・レスリングで、立っている姿勢で相手にしかける技。↔寝技ねわざ

たち‐わずら・う【立ち煩ふ】‥ワヅラフ🔗🔉

たち‐わずら・う立ち煩ふ‥ワヅラフ 〔自四〕 ①立っていて苦しい思いをする。立ちくたびれる。大和物語「夜一夜―・ひて帰るとて」 ②立ち去りかねる。源氏物語賢木「とかく―・ふなる庭のたたずまひも」

たち‐わた・る【立ち渡る】🔗🔉

たち‐わた・る立ち渡る】 〔自四〕 ①雲や霧などが一面に立ちおおう。古事記「狭井川さいがわよ雲―・り」 ②一方から現れてずっと移動する。万葉集10「雁が音の聞ゆる空ゆ月―・る」 ③人・車などが、あたり一帯に立ち並ぶ。源氏物語「ひまもなう―・りたるに」

たち‐わ・る【裁ち割る・截ち割る】🔗🔉

たち‐わ・る裁ち割る・截ち割る】 〔他五〕 切って分けはなす。切りさく。

だ‐ちん【駄賃】🔗🔉

だ‐ちん駄賃】 ①駄荷の運賃。また、品物を送り届けた賃銭。運び賃。折たく柴の記「海道の宿々…その―等を増す事共」。「行きがけの―」 ②ちょっとした労力に対して与える金銭。つかい賃。特に、子供へのほうび。 ⇒だちん‐うま【駄賃馬】 ⇒だちん‐ちょう【駄賃帳】

だちん‐うま【駄賃馬】🔗🔉

だちん‐うま駄賃馬】 ①駄賃をとって物を運搬するのに用いる馬。 ②(荷物を下ろしたあと、乗り賃をとって人を乗せることもしたので)ついでに事をするのにたとえていう語。東海道中膝栗毛2「鳥もねぐらに帰りがけの―追つ立てて」 ⇒だ‐ちん【駄賃】

だちん‐ちょう【駄賃帳】‥チヤウ🔗🔉

だちん‐ちょう駄賃帳‥チヤウ 問屋などで、駄賃を控えておく帳簿。 ⇒だ‐ちん【駄賃】

たちん‐ぼう【立ちん坊】‥バウ🔗🔉

たちん‐ぼう立ちん坊‥バウ ①立ち続けていること。また、その人。たちんぼ。「終点まで―だった」 ②明治・大正初期、坂の下などに立っていて車を待ちうけ、車のあと押しなどをして、金をもらった者。鮟鱇あんこう。徳冨蘆花、みみずのたはこと「両国橋の上で…如何にも汚ない風をした―に会ふた」

広辞苑 ページ 12204