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たてずれ‐だんそう【縦ずれ断層】🔗🔉

たてずれ‐だんそう縦ずれ断層】 縦ずれ成分が横ずれ成分より大きい断層運動を示す断層。正断層と逆断層とに分類される。→断層(図)

たて‐せがみ【立てせがみ】🔗🔉

たて‐せがみ立てせがみ】 立て続けにせがむこと。のべつに催促すること。浄瑠璃、八百屋お七「金子をば戻せ戻せと五度三度毎日毎日―」

たて‐せんばん【立旋盤】🔗🔉

たて‐せんばん立旋盤】 普通旋盤に対して、軸が垂直な旋盤。水平に回転するテーブルの上に品物を取り付け、垂直方向の刃物で平面や外周を切削せっさくする。主に直径の大きい品物の切削に使用。ターニング‐ミル。

だて‐そうどう【伊達騒動】‥サウ‥🔗🔉

だて‐そうどう伊達騒動‥サウ‥ 江戸前期、仙台藩に起こった御家騒動。1660年(万治3)伊達綱宗は所行紊乱びんらんの廉かどで幕命により隠居、幼少の世子亀千代丸(綱村)が家督を嗣いだ。伊達兵部少輔宗勝(綱宗の叔父)は後見として田村右京宗良や奉行原田甲斐宗輔らと共に藩政の実権を握った。老臣伊達安芸宗重はこれと対立し非違を幕府に訴え、71年(寛文11)裁きの席上、宗重は原田甲斐に斬殺され、甲斐もその場で斬死、宗勝は土佐藩にお預け、宗良は閉門。奈河亀輔作「伽羅めいぼく先代萩」など歌舞伎・講談に脚色。寛文事件。

たて‐ぞなえ【楯備え】‥ゾナヘ🔗🔉

たて‐ぞなえ楯備え‥ゾナヘ 楯を立て並べて陣立てをすること。

だて‐ぞめ【伊達染】🔗🔉

だて‐ぞめ伊達染】 はでに染めること。流行の染様。

たてぞめ‐せんりょう【建染染料】‥レウ🔗🔉

たてぞめ‐せんりょう建染染料‥レウ (vat dye)還元して水溶性とし、繊維に付着させてから酸化して発色させる染料の総称。例えばインジゴ染料・インダンスレン染料などの類。バット染料。

たて‐だい【縦題・竪題】🔗🔉

たて‐だい縦題・竪題】 俳諧で、横題に対して、詩・和歌・連歌に共通によまれる正式な題。雪月花、桜・柳・紅葉、鶯・雁・時鳥ほととぎすなど。縦の題。

たて‐だき【縦抱き】🔗🔉

たて‐だき縦抱き】 赤ん坊の体を縦にして抱くこと。

たて‐だて・し🔗🔉

たて‐だて・し 〔形シク〕 意地を張ることが強い。かどかどしい。古今著聞集15「心は猶昔にかはらず―・しかりけるなり」

広辞苑 ページ 12246