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たて‐ひ・く【立て引く・達引く】🔗🔉

たて‐ひ・く立て引く・達引く】 〔自四〕 ①互いに義理を立て合う。はりあう。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「―・くどころか俺もともどもお世話して下されと」 ②気前を見せて、他人の出費を引きうける。歌舞伎、三人吉三廓初買「てめえがこの間、和田の仲間に―・く時、七十二文貸しがあらあ」

たて‐ひざ【立て膝】🔗🔉

たて‐ひざ立て膝】 片膝を立てて座ること。また、その姿勢。

たて‐ひょうぐ【竪表具】‥ヘウ‥🔗🔉

たて‐ひょうぐ竪表具‥ヘウ‥ 巻物・掛物などを縦長に表装すること。また、そのもの。

たて‐ひょうご【立兵庫】‥ヒヤウ‥🔗🔉

たて‐ひょうご立兵庫‥ヒヤウ‥ 女の髪の結い方。兵庫髷わげの一種で、遊女などが結った。 立兵庫

たで‐ふ【蓼斑】🔗🔉

たで‐ふ蓼斑】 青い斑のある鷹の羽。

たて‐ふう【立封】🔗🔉

たて‐ふう立封】 立文たてぶみに封じた書状。たてふうじ。太平記14「さもこざかしげなる力者一人―したる文を持つて」

だて‐ふう【伊達風】🔗🔉

だて‐ふう伊達風】 だてなさま。侠気ある気風。

たて‐ぶえ【縦笛・竪笛】🔗🔉

たて‐ぶえ縦笛・竪笛】 縦にして吹奏する笛、すなわち尺八・クラリネット・リコーダーの類。

たて‐ふだ【立て札】🔗🔉

たて‐ふだ立て札】 注意書・標識などを記して、棒につけて立て、一般の人に示す札。→高札こうさつ

たて‐ぶみ【立文・竪文】🔗🔉

たて‐ぶみ立文・竪文】 ①竪紙。竪紙にかいた文ふみ。 ②書状の形式の一つ。書状を礼紙らいしで巻き、その上をさらに白紙でたてに包み、包紙の上下を筋違いに左に折り、また右に折り、これをさらに裏の方に折りこむ。式の立文。ひねりぶみ。

たて‐ぶん【立て分】🔗🔉

たて‐ぶん立て分】 自分の義理を立てたやり方。義理立て。浄瑠璃、心中宵庚申「一通も封を切らぬがいづれも様への―」

たで‐ほ【蓼穂】🔗🔉

たで‐ほ蓼穂】 タデの穂。塩漬けにして食用にする。日本永代蔵6「海月くらげ桶のすたるにも―を植ゑ」

広辞苑 ページ 12252