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たね‐なし【種無し】🔗🔉

たね‐なし種無し】 ①果実に種子の無いこと。また、その果実。「―西瓜」 ②物事をするための材料の無いこと。歌舞伎、お染久松色読販「まんざら貴様に―で無心も言ふまい」

たね‐なす【種茄子】🔗🔉

たね‐なす種茄子】 種子をとるために残しておく茄子。

たね‐のこし【種残し】🔗🔉

たね‐のこし種残し】 種子をとるために残しておく果実。狂言、瓜盗人「―の無い事は有るまい」

たね‐はら【種腹・胤腹】🔗🔉

たね‐はら種腹・胤腹】 父と母。両親。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「知つての通り、―一つの兄も有り、妹もあれど」

たね‐ばん【種板】🔗🔉

たね‐ばん種板⇒たねいた

たね‐び【種火】🔗🔉

たね‐び種火(→)火種ひだねに同じ。

たね‐ふくべ【種瓢】🔗🔉

たね‐ふくべ種瓢】 種子をとるために残しておくヒョウタン。〈[季]秋〉

たね‐ほん【種本】🔗🔉

たね‐ほん種本】 著作・書画または講義などのよりどころとする他人の著作。

たね‐まき【種蒔き・種播き】🔗🔉

たね‐まき種蒔き・種播き】 種をまくこと。播種はしゅ。特に、八十八夜の前後に、稲の種を苗代にまくこと。〈[季]春〉 ⇒たねまき‐ざくら【種播き桜】 ⇒たねまき‐さんばそう【種蒔三番叟】 ⇒たねまき‐どり【種蒔鳥】

たねまき‐ざくら【種播き桜】🔗🔉

たねまき‐ざくら種播き桜】 (東北地方で、苗代に種をまく季節に咲くからいう)コブシの花の異称。 ⇒たね‐まき【種蒔き・種播き】

たねまき‐さんばそう【種蒔三番叟】🔗🔉

たねまき‐さんばそう種蒔三番叟】 歌舞伎舞踊の曲。長唄。本名題「翁草恋種蒔」。6世杵屋喜三郎作曲。1775年(安永4)初演。 ⇒たね‐まき【種蒔き・種播き】

たねまき‐どり【種蒔鳥】🔗🔉

たねまき‐どり種蒔鳥】 (苗代に種をまく頃来て鳴くからいう)カッコウの異称。 ⇒たね‐まき【種蒔き・種播き】

たねまくひと【種蒔く人】🔗🔉

たねまくひと種蒔く人】 文芸雑誌。1921年(大正10)小牧近江・金子洋文らの創刊。23年廃刊。「文芸戦線」の前身で、社会主義文学の萌芽。

広辞苑 ページ 12294