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たま‐がしわ【玉柏】‥ガシハ🔗⭐🔉
たま‐がしわ【玉柏】‥ガシハ
柏の美称。催馬楽、美濃山「美濃山にしじに生ひたる―」
たま‐がしわ【玉堅磐】‥ガシハ🔗⭐🔉
たま‐がしわ【玉堅磐】‥ガシハ
堅い岩の美称。特に、水中の岩。堀河百首恋「難波江の藻に埋もるる―現はれてだに人を恋ひばや」
だまか・す【騙かす】🔗⭐🔉
だまか・す【騙かす】
〔他五〕
だます。あざむく。浮世床初「金毘羅さまも成田さまも幾度―・したかしれねへ」
たま‐かずら【玉葛】‥カヅラ🔗⭐🔉
たま‐かずら【玉葛】‥カヅラ
[一]〔名〕
つる草の美称。万葉集2「―実ならぬ樹には」
[二]〔枕〕
葛の茎の長く延びることから、「はふ」「ながし」「たゆ」「たえぬ」「繰る」にかかる。万葉集10「―絶えぬものから」
たま‐かずら【玉鬘】‥カヅラ🔗⭐🔉
たま‐かずら【玉鬘】‥カヅラ
[一]〔名〕
①多くの玉を緒に通し、頭にかけた装具。
②髪やかもじの美称。源氏物語蓬生「たゆまじき筋を頼みし―思ひのほかにかけ離れぬる」
③(→)華鬘けまんに同じ。
[二]〔枕〕
「かく」「かげ」にかかる。万葉集12「―懸けぬ時なく恋ふれども」
たまかずら【玉鬘】‥カヅラ🔗⭐🔉
たまかずら【玉鬘】‥カヅラ
①源氏物語の巻名。また、その女主人公の名。頭中将と夕顔との間に生まれ、筑紫に流離。源氏の君に育てられ髯黒大将に嫁した。
②能。金春禅竹作。源氏物語の玉鬘(玉葛)が九州から逃れ出た物語を脚色、その死後の妄執を描く。
たま‐かぜ【玉風】🔗⭐🔉
たま‐かぜ【玉風】
(東北・北陸地方で)冬の強烈な季節風である北および北西風。
たま‐かつま【玉勝間】🔗⭐🔉
たま‐かつま【玉勝間】
[一]〔名〕
(玉は美称)目のこまかい竹籠。玉籠。
[二]〔枕〕
「あふ」「あへ」「しま」「し」にかかる。万葉集12「―逢はむといふは誰なるか」
たまがつま【玉勝間】🔗⭐🔉
たまがつま【玉勝間】
本居宣長の随筆集。目録とも15巻。1793年(寛政5)から没年(1801年)までの間に成る。1795〜1812年(寛政7〜文化9)刊。所収項目1005項目。考証・見聞・談話・抄記書留・見解など宣長の考え方がよくうかがえる。
→文献資料[玉勝間]
広辞苑 ページ 12336。