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たまのい【玉井】‥ヰ🔗⭐🔉
たまのい【玉井】‥ヰ
能。観世信光作。彦火火出見尊ひこほほでみのみことが釣針を求めて海神の宮へ行き、玉の井戸のほとりで豊玉姫と結ばれるという記紀の神話を脚色。
たま‐の‐いけ【玉の池】🔗⭐🔉
たま‐の‐いけ【玉の池】
硯すずりの美称。玉池。
たま‐の‐いずみ【玉の泉】‥イヅミ🔗⭐🔉
たま‐の‐いずみ【玉の泉】‥イヅミ
玉のように清くすきとおった泉。
たま‐の‐うてな【玉の台】🔗⭐🔉
たま‐の‐うてな【玉の台】
①(「玉台ぎょくだい」の訓読)美しくりっぱな建物。竹取物語「むぐら這ふ下にも年は経ぬる身の何かは―をも見む」
②地歌・箏曲の一つ。松浦検校作曲。苦界の女のやるせなさを歌う。
たま‐の‐うら【玉の浦】🔗⭐🔉
たま‐の‐うら【玉の浦】
和歌山県東牟婁ひがしむろ郡那智勝浦町の海岸。(歌枕)
たま‐の‐お【玉の緒】‥ヲ🔗⭐🔉
たま‐の‐お【玉の緒】‥ヲ
①玉をつらぬいた緒。万葉集20「玉箒たまばはき手に取るからにゆらく―」
②(「魂の緒」の意)いのち。生命。いきのお。新古今和歌集恋「―よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶる事のよはりもぞする」
⇒たまのお‐の【玉の緒の】
⇒たまのお‐やなぎ【玉の緒柳】
たま‐の‐おぐし【玉の小櫛】‥ヲ‥🔗⭐🔉
たま‐の‐おぐし【玉の小櫛】‥ヲ‥
①玉で飾った櫛。美しい櫛。源氏物語若菜上「―ぞ神さびにける」
②「源氏物語玉の小櫛」の略称。
たまのおくりわけ【玉緒繰分】‥ヲ‥🔗⭐🔉
たまのおくりわけ【玉緒繰分】‥ヲ‥
語学書。東条義門著。本居宣長の「詞ことばの玉緒」を補訂した書。5巻。1841年(天保12)刊。
たま‐の‐おごと【玉の小琴】‥ヲ‥🔗⭐🔉
たま‐の‐おごと【玉の小琴】‥ヲ‥
①玉で飾った琴。玉のように美しい琴。万葉集7「膝に伏す―の事なくは」
②「万葉集玉の小琴」の略称。
たまのお‐の【玉の緒の】‥ヲ‥🔗⭐🔉
たまのお‐の【玉の緒の】‥ヲ‥
〔枕〕
「絶ゆ」「継ぐ」「思ひ乱る」「短し」「長し」「あひだもおかず」「うつし」にかかる。万葉集11「―間も置かず見まくほり」
⇒たま‐の‐お【玉の緒】
たま‐の‐おび【玉の帯】🔗⭐🔉
たま‐の‐おび【玉の帯】
①(→)「ごくのおび」に同じ。
②玉のように美しい帯。
広辞苑 ページ 12352。