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だめ‐だし【駄目出し】🔗🔉

だめ‐だし駄目出し】 (もと演劇用語)仕事や行為を不採用・不可とすること。

ため‐つ・く【矯め付く】🔗🔉

ため‐つ・く矯め付く】 〔他下二〕 折目正しくつくろう。きちんとする。日本永代蔵1「袴・肩衣―・け」

ためつ‐すがめつ【矯めつ眇めつ】🔗🔉

ためつ‐すがめつ矯めつ眇めつ】 (ツは助動詞)いろいろの向きから、よくよく見るさま。とみこうみ。浄瑠璃、吉野都女楠「右へ廻り左へ向き、―見れば見るほど疑ひもなき我が子の高家」

だめ‐づまり【駄目詰り】🔗🔉

だめ‐づまり駄目詰り】 囲碁で、一団の石の周囲の空点が詰まり、打つ手が不自由になること。

ため‐つ‐もの【味物】🔗🔉

ため‐つ‐もの味物】 ①食物。うまいもの。味わうべき物。古事記「鼻口又尻より種種くさぐさの―を取り出して」 ②大嘗会だいじょうえの時、臣下に賜る酒や食物の総称。 ○駄目で元元だめでもともと うまく行けば得、うまく行かなくても元と同じと考えて、試みること。だめもと。 ⇒だ‐め【駄目】

ためなが【為永】🔗🔉

ためなが為永】 姓氏の一つ。 ⇒ためなが‐しゅんすい【為永春水】

ためなが‐しゅんすい【為永春水】🔗🔉

ためなが‐しゅんすい為永春水】 江戸後期の戯作者。本名、鷦鷯(佐々木か)貞高。金竜山人・狂訓亭主人などと号。江戸の人。初め貸本屋・講釈師、後に式亭三馬につき「春色梅暦」「春色辰巳園」などを書いて名声を得、人情本の作風を確立。風俗壊乱で罰せられ、翌年没。(1790〜1843) →文献資料[春色梅暦] ⇒ためなが【為永】

ため‐な・し🔗🔉

ため‐な・し 〔形ク〕 (→)「だめなし」に同じ。

だめ‐な・し🔗🔉

だめ‐な・し 〔形ク〕 浪費するくせがある。しまりがない。浮世草子、好色敗毒散「現銀にてはあるをありたけの―・きくらしを思ひやり」

ため‐なみだ【溜め涙】🔗🔉

ため‐なみだ溜め涙】 泣くのをこらえて溜まった涙。浄瑠璃、弘徽殿鵜羽産家「つもる親子の―」

ため‐に【為に】🔗🔉

ため‐に為に】 〔接続〕 そのために。ゆえに。それで。 ○為にするためにする ある目的を達しようとする下心があって事を行うのにいう。「―行為」 ⇒ため【為】 ○為になるためになる 何かの役に立ったり利益になったりする。「―話」 ⇒ため【為】

広辞苑 ページ 12374