複数辞典一括検索+

たわ・く【戯く】タハク🔗🔉

たわ・く戯くタハク 〔自下二〕 ⇒たわける(下一)

たわけ【戯け】タハケ🔗🔉

たわけ戯けタハケ ①みだらな通婚。古事記「上通下通婚おやこたわけ・馬婚うまたわけ・牛婚・鶏婚」 ②ふざけること。おどけ。たわむれ。「―を言うな」 ③たわけもの。ばかもの。「この、―めが」 ⇒たわけ‐もの【戯け者】 ⇒戯けを尽くす

た‐わけ【田分け】🔗🔉

た‐わけ田分け】 田地を分け与えて分家を出すこと。

たわけ‐もの【戯け者】タハケ‥🔗🔉

たわけ‐もの戯け者タハケ‥ たわけたもの。しれもの。ばかもの。 ⇒たわけ【戯け】

たわ・ける【戯ける】タハケル🔗🔉

たわ・ける戯けるタハケル 〔自下一〕[文]たは・く(下二) ①みだらな行いをする。古事記「伊呂妹いろも軽の大郎女に―・けて」 ②たわむれる。ふざける。「―・けたことを言うな」 ③馬鹿・愚か者になる。〈日葡辞書〉 ○戯けを尽くすたわけをつくす 甚だしくばかげた言動をする。歌舞伎、けいせい仏の原「まだ―、主の顔を知らぬ家老があるか」 ⇒たわけ【戯け】

たわ‐ごと【戯言】タハ‥🔗🔉

たわ‐ごと戯言タハ‥ (古くは清音)たわけたことば。妄語。万葉集3「逆言およずれの―とかも高山のいはほの上に君が臥こやせる」。「―をぬかす」

たわ‐ごと【戯事】タハ‥🔗🔉

たわ‐ごと戯事タハ‥ たわけたしわざ。たわむれごと。

たわし【束子】タハシ🔗🔉

たわし束子タハシ わら・棕梠しゅろの毛などをたばねて造り、器物をこすり洗う道具。「―でこする」 束子 撮影:薗部 澄(JCII蔵)

たわ・し【戯し】タハシ🔗🔉

たわ・し戯しタハシ 〔形シク〕 みだらなさまである。好色である。落窪物語1「典薬助にて身貧しきが、六十ばかりなる、さすがに―・しきに」。類聚名義抄「婬、タハシ」

たわ‐しる【たは汁】タハ‥🔗🔉

たわ‐しるたは汁タハ‥ 腫物などから出るうみ汁。(和訓栞)

広辞苑 ページ 12417