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た‐わす・る【た忘る】🔗🔉

た‐わす・るた忘る】 〔他下二〕 (タは接頭語)わすれる。万葉集3「ぬば玉のその夜の梅を―・れて折らず来にけり思ひしものを」

たわ‐たわ【撓撓】🔗🔉

たわ‐たわ撓撓】 木の枝などのたわみしなうさま。たわわ。万葉集10「白かしの枝も―雪の降れれば」

たわ・ぶ【戯ぶ】タハブ🔗🔉

たわ・ぶ戯ぶタハブ 〔自四〕 たわむれる。ふざける。みだらなことをする。たわく。〈新撰字鏡3

たわぶ・る【戯る】タハブル🔗🔉

たわぶ・る戯るタハブル 〔自下二〕 (相手に面白半分の態度で接する意) ①遊び興じる。万葉集5「立てれども居れども共に―・れ」 ②ふざけかかる。からかう。源氏物語玉鬘「をかしく人の心を見給ふあまりに、かかる古人をさへぞ―・れ給ふ」 ③異性に対してふざける。みだらなことをする。今昔物語集2「われはこれ汝等が夫なり…と言ひて一人の端正の釈女に向ひて―・るる時に」

たわぶれ‐あそび【戯れ遊び】タハブレ‥🔗🔉

たわぶれ‐あそび戯れ遊びタハブレ‥ たわむれて遊ぶこと。 ⇒たわぶれ【戯れ】

たわぶれ‐うた【戯れ歌】タハブレ‥🔗🔉

たわぶれ‐うた戯れ歌タハブレ‥ (→)「たわむれうた」に同じ。夫木和歌抄27「―人々よみけるに」 ⇒たわぶれ【戯れ】

たわぶれ‐がたき【戯れ敵】タハブレ‥🔗🔉

たわぶれ‐がたき戯れ敵タハブレ‥ あそび相手。あそびともだち。源氏物語紅梅「この若君を…召しまつはし―にし給ふ」 ⇒たわぶれ【戯れ】

広辞苑 ページ 12418