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ちきり【杠秤・扛秤】🔗🔉

ちきり杠秤・扛秤】 (チギリとも) ⇒ちぎばかり

ち‐きり【血切】🔗🔉

ち‐きり血切(→)「ちぶり(血鰤)」に同じ。

ちぎり【契り】🔗🔉

ちぎり契り】 ①ちぎること。約束。契約。今昔物語集9「―を忘れざることを哀しび」 ②前世からの因縁。ゆかり。竹取物語「昔の―ありけるによりなむ、この世界にはまうで来りける」 ③男女が情を通ずること。夫婦の交わり。「―を結ぶ」 ⇒契りを籠む

ち‐ぎり【乳切り・千切り】🔗🔉

ち‐ぎり乳切り・千切り】 ①棒などを、地面から乳の高さまでの長さに切ること。 ②乳切木ちぎりきの略。 ⇒ちぎり‐き【乳切木】

ちぎり‐え【ちぎり絵】‥ヱ🔗🔉

ちぎり‐えちぎり絵‥ヱ ちぎった色紙を台紙に貼って描いた絵。

ちぎり‐き【乳切木】🔗🔉

ちぎり‐き乳切木】 両端を太く、中央を少し細くけずった棒。元来、物を担うためのものであるが、喧嘩などにも用いた。ちぎり。好色五人女3「手毎に棒・―・手燭の用意して」。「争い果てての―」 ⇒ち‐ぎり【乳切り・千切り】

ちきり‐こうぶり【幗】‥カウブリ🔗🔉

ちきり‐こうぶり‥カウブリ 上代、老婦人が喪に際して髻もとどりの上を覆うのに用いた一種のかぶりもの。巾幗きんかく。〈倭名類聚鈔12

ちきり‐じめ【榺締】🔗🔉

ちきり‐じめ榺締】 木または石を接ぐため填め込むもの。両端が広く、中がくびれて狭い形状の木片または金属片。ちきり。 榺締 ⇒ちきり【榺・衽・千切】 ○契りを籠むちぎりをこむ 深い約束をする。夫婦の交わりをする。 ⇒ちぎり【契り】

ちぎ・る【契る】🔗🔉

ちぎ・る契る】 〔他五〕 ①固く言いかわして約束する。古今和歌集「―・りけん心ぞつらき織女たなばたの年にひとたび逢ふは逢ふかは」 ②夫婦の約束をする。源氏物語桐壺「いときなき初もとゆひに長き世を―・る心は結びこめつや」 ③夫婦の交わりをする。

広辞苑 ページ 12588