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ちらし‐どんぶり【散らし丼】🔗🔉

ちらし‐どんぶり散らし丼】 ちらしずしを丼に盛ったもの。 ⇒ちらし【散らし】

ちらし‐ふくさ【散らし袱紗】🔗🔉

ちらし‐ふくさ散らし袱紗】 祭礼や踊りの時に用いる傘につるすふくさ。 ⇒ちらし【散らし】

ちらし‐ぶみ【散らし文】🔗🔉

ちらし‐ぶみ散らし文】 散らし書きにした手紙。 ⇒ちらし【散らし】

ちらし‐もの【散らし物】🔗🔉

ちらし‐もの散らし物】 金属または塗物に金を砂子のように焼きつけたもの。 ⇒ちらし【散らし】

ちらし‐もよう【散らし模様】‥ヤウ🔗🔉

ちらし‐もよう散らし模様‥ヤウ とびとびに散らし乱した模様。 ⇒ちらし【散らし】

ちら・す【散らす】🔗🔉

ちら・す散らす】 〔他五〕 ①一つに固まっているものを、くずしてちりぢりになるようにする。万葉集8「もみち葉を―・す時雨にぬれて来て」。宇津保物語吹上上「花―・す風も心あり」。更級日記「たぎりて流れゆく水、水晶を―・すやうにわきかへる」。「クモの子を―・す」 ②散逸させる。また、乱雑にしておく。宇津保物語貴宮「小さく押しもみて御懐に投げ入る。あて宮―・さじとおぼして立ち給ひぬる」。「―・しっぱなしの部屋」 ③あちらこちらに分けくばる。ふりまくようにする。源氏物語夕霧「若う盛りに匂ひを―・し給へり」 ④言いふらす。言いひろげる。宇津保物語蔵開上「今はと思ひて言葉―・すなめり」。源氏物語橋姫「返す返すも―・さぬ由を誓ひつる」 ⑤腫物はれもののうみ・熱・痛みなどを消散させる。「盲腸を―・す」 ⑥散らし模様をつける。また、散らし書きにする。増鏡「紅の三重の単ひとえ、これも箔―・す」。看聞御記「女房歌のやうに―・して、これを書きたり」 ⑦(隠語) ㋐売る。 ㋑贓物ぞうぶつを売却する。 ⑧(動詞の連用形に付いて)動作のあらあらしいさま、また、やたらにするさまを表す。源氏物語真木柱「まがまがしき事などをいひ―・し給ふ」。源氏物語末摘花「よろづにをかしうすさび―・し給ひけり」。「どなり―・す」

広辞苑 ページ 12960