複数辞典一括検索+

つか‐なみ【束並・藁藉】🔗🔉

つか‐なみ束並・藁藉】 山家などで、わらを編んで畳の広さほどにつくった敷物。わらぐみ。ねこがき。散木奇歌集「―の上によるよる旅寝して」

つか・ぬ【束ぬ】🔗🔉

つか・ぬ束ぬ】 〔他下二〕 ⇒つかねる(下一)

つかぬ‐く【付かぬ句】🔗🔉

つかぬ‐く付かぬ句】 (連歌などで、前句に付かない句の意から)前の話と関係のない言葉。不適当、不釣合なこと。日葡辞書「ツカヌクナコトヲイ(言)ウ」

つかぬ‐こと【付かぬ事】🔗🔉

つかぬ‐こと付かぬ事】 前の話と関係のないこと。だしぬけのこと。突飛なこと。「―を伺いますが」

つかね‐お【束ね緒】‥ヲ🔗🔉

つかね‐お束ね緒‥ヲ しばるために用いる紐。結び紐。古今和歌集「何をかは恋の乱れの―にせむ」

つか・ねる【束ねる】🔗🔉

つか・ねる束ねる】 〔他下一〕[文]つか・ぬ(下二) ①集めて一つにしてくくる。たばねる。万葉集16「か黒し髪をま櫛もちここにかき垂り取り―・ね」。平家物語7「貴賤手を―・ね緇素しそ足をいただく」 ②こまぬく。「手を―・ねる」 ③すべつかさどる。統帥する。「三軍を―・ねる」

つか‐の‐あいだ【束の間】‥アヒダ🔗🔉

つか‐の‐あいだ束の間‥アヒダ (→)「つかのま」に同じ。万葉集2「―もわれ忘れめや」

つが‐の‐き【栂の木】🔗🔉

つが‐の‐き栂の木(→)「つが」に同じ。万葉集17「神さびて立てる―幹もとも枝も」 ⇒つがのき‐の【栂の木の】

つがのき‐の【栂の木の】🔗🔉

つがのき‐の栂の木の】 〔枕〕 「いやつぎつぎ」にかかる。万葉集1「生れましし神のことごと―いやつぎつぎに天の下知らしめししを」 ⇒つが‐の‐き【栂の木】

つか‐の‐ま【束の間】🔗🔉

つか‐の‐ま束の間】 (一束ほどの短い間の意)ちょっとの間。しばらく。万葉集4「夏野行く牡鹿の角の―も」。「―の平安」

つか‐ばしら【束柱】🔗🔉

つか‐ばしら束柱】 短い柱。つか。平家物語3「小柴墻こぼち、大床の―わりなどして」

つか‐はら【塚原】🔗🔉

つか‐はら塚原】 墓などのある野原。

広辞苑 ページ 13063