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つか・れる【憑かれる】🔗🔉

つか・れる憑かれる】 〔自下一〕 他の霊魂がのりうつった状態になる。神がかりになる。「ものに―・れる」

つかわし‐びと【使わし人】ツカハシ‥🔗🔉

つかわし‐びと使わし人ツカハシ‥ 召使い。愚管抄1「昔は人の死する墓に―を生きながら土に掘りうづみけり」

つかわし‐め【使わしめ】ツカハシ‥🔗🔉

つかわし‐め使わしめツカハシ‥ ①召使い。家来。つかわしびと。 ②神仏の使といわれるもの。比叡の猿、熊野の烏、八幡の鳩の類。つかい。使姫。

つかわ・す【使わす・遣わす】ツカハス🔗🔉

つかわ・す使わす・遣わすツカハス 〔他五〕 (ツカフ(使)の未然形に尊敬の助動詞スの付いた語) ①お使いになる。お召しになる。推古紀「うべしかも蘇我の子らを大君の―・すらしき」 ②使いとしてお遣りになる。御派遣になる。万葉集5「勅旨おおみこと戴き持ちてもろこしの遠き境に―・され」。竹取物語「六衛の司あはせて二千人の人を竹取が家に―・す」 ③(使いに持たせる意から)お与えになる。賜う。竹取物語「おもしろく木草につけても御歌をよみて―・す」。「ほうびを―・す」 ④命じておさせになる。類聚国史74「弓射―・す事は、本より正月の行事なり」 ⑤(転じて、丁重の意を表し、自己の行為にも、第三者の行為にも使う) ㋐(自分が人に手紙・贈物などを)あげる。古今和歌集「志賀の山越えに女のおほくあへりけるによみて―・しける」 ㋑(人が自分に使いなどを)よこす。遣おこす。頼政集「人しれず心かけたる女のもとより、ずずをこひに―・したりしかば」。新古今和歌集「人の蛍を包みて―・したりければ」 ⑥(尊敬の意が失われて)行かせる。他へ遣る。徒然草「その田を刈りてとれとて人を―・しけるに」 ⑦(動詞の連用形に助詞「て」を添えたものに付いて、尊大な気持をこめた表現となる)…してやる。浮世風呂2「支度をして―・さうから相応な所を見立てろ」。「今度だけは見逃して―・す」

広辞苑 ページ 13071