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つだ‐つだ🔗🔉

つだ‐つだ 切れ切れになるさま。ずたずた。神代紀「寸つだつだに其の蛇おろちを斬る」

つたな・い【拙い】🔗🔉

つたな・い拙い】 〔形〕[文]つたな・し(ク) ①巧みでない。源氏物語絵合「ほんさいのかたがたの物教へさせ給ひしに、―・きこともなく」。「―・い技」 ②能力・品格が劣っている。つまらない。綏靖紀「兄このかみなれども懦つたなく弱くして」。源氏物語若菜下「みづからかく―・き山伏の身に」。「―・い私を御鞭撻下され」 ③運が悪い。薄命である。源氏物語玉鬘「宿世―・き人にや侍らむ」。「武運―・く敗れる」

つだぬま【津田沼】🔗🔉

つだぬま津田沼】 千葉県北西部、習志野市の地名。第二次大戦後は住宅地として発展。

つた‐の‐からまる【蔦唐丸】🔗🔉

つた‐の‐からまる蔦唐丸】 蔦屋重三郎の狂名。

つた‐の‐ほそみち【蔦の細道】🔗🔉

つた‐の‐ほそみち蔦の細道】 静岡市丸子から宇津谷うつのや峠に通ずる国道の南方にある小道。伊勢物語、宇津山の条に基づく歌枕。蔦の下道。

つだ‐まみち【津田真道】🔗🔉

つだ‐まみち津田真道】 法学者。津山生れ。元老院議官・貴族院議員。明六社の一員。実証主義的思想を有し、唯物論を唱える。「泰西国法論」は日本で最初の西洋法律書。(1829〜1903) ⇒つだ【津田】

つだみ【哯吐】🔗🔉

つだみ哯吐】 乳児などが、いったん飲んだ乳を吐き出すこと。源氏物語横笛「この君、いたく泣き給ひて―などしたまへば」

つた‐もみじ【蔦紅葉】‥モミヂ🔗🔉

つた‐もみじ蔦紅葉‥モミヂ ①紅葉したツタ。〈[季]秋〉 ②イタヤカエデの別称。

つたもみじうつのやとうげ【蔦紅葉宇都谷峠】‥モミヂ‥タウゲ🔗🔉

つたもみじうつのやとうげ蔦紅葉宇都谷峠‥モミヂ‥タウゲ 歌舞伎脚本。5幕。河竹黙阿弥作の世話物。通称「文弥殺し」。1856年(安政3)初演。人情噺の座頭殺しを脚色したもの。姉の身代金で座頭の官位を受けに上京する文弥が、所持金をねらわれ宇都谷峠で殺されて亡霊となる。

広辞苑 ページ 13159