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つち‐ぐも【土蜘蛛】🔗⭐🔉
つち‐ぐも【土蜘蛛】
①ジグモの別称。〈書言字考節用集〉
②(「土雲」とも書く)神話伝説で、大和政権に服従しなかったという辺境の民の蔑称。
つちぐも【土蜘蛛・土蜘】🔗⭐🔉
つちぐも【土蜘蛛・土蜘】
①能。源頼光の病床へ妖怪の土蜘蛛が僧形で現れるが、頼光に斬りつけられ、葛城山に追いつめられて退治される。
土蜘蛛・前(下座)の面
撮影:神田佳明(所蔵:黒川能)
土蜘蛛・後(下座)の面
撮影:神田佳明(所蔵:黒川能)
『土蜘蛛』(演目)
撮影:神田佳明(シテ:出雲康雅)
②長唄。常磐津「蜘蛛の糸」の改作。11世杵屋六左衛門作曲。3巻のうち上巻「切禿きりかむろの土蜘」が有名。
③舞踊劇。長唄。河竹黙阿弥作の松羽目まつばめ物。3世杵屋正次郎作曲。1の舞踊化。5代目尾上菊五郎が演じ、新古演劇十種の一つ。
土蜘蛛・後(下座)の面
撮影:神田佳明(所蔵:黒川能)
『土蜘蛛』(演目)
撮影:神田佳明(シテ:出雲康雅)
②長唄。常磐津「蜘蛛の糸」の改作。11世杵屋六左衛門作曲。3巻のうち上巻「切禿きりかむろの土蜘」が有名。
③舞踊劇。長唄。河竹黙阿弥作の松羽目まつばめ物。3世杵屋正次郎作曲。1の舞踊化。5代目尾上菊五郎が演じ、新古演劇十種の一つ。
つち‐ぐら【土倉・窖】🔗⭐🔉
つち‐ぐら【土倉・窖】
①地を掘ってつくった倉。あなぐら。
②土で塗った倉。土蔵。どぐら。
③⇒どそう(土倉)
つち‐ぐり【土栗】🔗⭐🔉
つち‐ぐり【土栗】
①担子菌類のきのこ。秋、山野に生ずる。初め球状で径約2センチメートル、黒褐色。外皮は厚く、後に6〜12の裂片となり、星状に開いて地上につま立ち、菌体は地から離れる。乾燥すると裂片はまた上方に巻き球形となり、地上をころがって内皮の孔から胞子を散らす。土柿。
つちぐり
②バラ科の多年草。西日本の山地・原野に生じ、高さ約30センチメートル。紡錘形に肥厚した根を生のまま食べるので栗の実にたとえた名。
②バラ科の多年草。西日本の山地・原野に生じ、高さ約30センチメートル。紡錘形に肥厚した根を生のまま食べるので栗の実にたとえた名。
つち‐ぐるま【土車】🔗⭐🔉
つち‐ぐるま【土車】
①土を運ぶ車。
②大八車だいはちぐるまの別称。
つちぐるま【土車】🔗⭐🔉
つちぐるま【土車】
能。直面物ひためんもの。出家した深草少将の家臣が主君の子を土車に乗せ、物狂いのていで諸国を巡るうち、善光寺で主君と再会する。
つち‐ぐるま【槌車】🔗⭐🔉
つち‐ぐるま【槌車】
水車を図案化した柄杓ひしゃく車紋の柄杓を槌と誤解しての俗称。
広辞苑 ページ 13164。