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いと‐みや【幼宮】🔗🔉

いと‐みや幼宮】 幼少な皇子・皇女。稚宮わかみや。紫式部日記「―いだき奉らむと、殿のたまふを」

いと‐みゃく【糸脈】🔗🔉

いと‐みゃく糸脈】 病人の脈所みゃくどころに糸の一端をつなぎ、他端を医者が持って糸に伝わる脈拍をはかること。昔、貴婦人などの病を診察する際に、その人の体に直接触れることを避けた診察方法。

いどみ‐わざ【挑み業】🔗🔉

いどみ‐わざ挑み業】 勝負事。競争。栄華物語本雫「おのおの―のやうに見えて、なかなか罪つくりに見えたり」 ⇒いどみ【挑み】

いど・む【挑む】🔗🔉

いど・む挑む】 〔自他五〕 ①きそいあらそう。はりあう。競争する。堤中納言物語「我も劣らじと―・みたるけしきどもにて」 ②恋慕をしかける。言いよる。平中物語「なま―・みてものなどいふ人のもとより」 ③戦いをしかける。挑戦する。「難関に―・む」「決戦を―・む」

イトムカ‐こうざん【イトムカ鉱山】‥クワウ‥🔗🔉

イトムカ‐こうざんイトムカ鉱山‥クワウ‥ 北海道北見地方イトムカ(現、北見市留辺蘂るべしべ町)にあった鉱山。1937年発見。変朽安山岩の脈石中に辰砂しんしゃと自然水銀を産出。かつては全国水銀産額の7割に達した。73年閉山。

い‐とめ【鋳留め】🔗🔉

い‐とめ鋳留め】 金属製の器物を鋳掛けしてつくろうこと。

いと‐め【糸女】🔗🔉

いと‐め糸女】 糸を繰る女。いとよりめ。

いと‐め【糸目】🔗🔉

いと‐め糸目】 ①糸筋。細い糸。 ②凧たこの表面につけ、あがり具合・つりあいを調節する糸。歌舞伎、暫「片つぱしから―を付けて、切凧にして打放すぞ」 ③転じて、資金上の制限。「金かねに―は付けぬ」 ④糸の目方。 ⑤〔経〕(→)糸歩いとぶに同じ。 ⑥柳のめだち。 ⑦器物に細く刻みつけた筋。 ⑧甲州金の名目、すなわち1両の64分の1。 ⑨ゴカイ科の多毛類。体長約25センチメートル。浅海の泥中にすみ、釣餌にする。10〜11月の大潮の夜に、体が生殖型に変形して群泳し、これを「ばち」、群泳を始めることを「ばちぬけ」という。 ⇒いとめ‐わん【糸目椀】

広辞苑 ページ 1327