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つゆ‐わけ【露分け】🔗🔉

つゆ‐わけ露分け】 ①草原・野路などの、草の茂ったところの露を押し分けて行くこと。 ②他の先に立って事をなすこと。 ⇒つゆわけ‐ごろも【露分け衣】

つゆわけ‐ごろも【露分け衣】🔗🔉

つゆわけ‐ごろも露分け衣】 露の多い草葉などを分けて行くときに着る衣。万葉集10「夏草の―着けなくに」 ⇒つゆ‐わけ【露分け】

つよ・い【強い】🔗🔉

つよ・い強い】 〔形〕[文]つよ・し(ク) ①力がすぐれている。勇猛である。源氏物語竹河「わりなしや―・きによらむ勝負を」。「―・いチームをつくる」 ②丈夫である。頑丈である。すこやかである。「からだが―・い」「熱に―・い」 ③気丈である。屈しない。きつい。源氏物語帚木「人柄のたをやぎたるに―・き心をしひて加へたれば」。「気が―・い」 ④堅固である。ゆるみがない。源氏物語末摘花「二間のきはなる障子手づからいと―・くさして」。源氏物語若菜下「守り―・く、いと御あたり遠き心地してえ近づき参らず」。「ベルトを―・くしめる」「結束が―・い」 ⑤程度が激しい。きびしい。源氏物語柏木「同じうは―・うもあらがひ聞えましをと思ひ侍るに」。拾遺和歌集愚草「路のべの日かげの―・くなるままに」。「―・いにおい」「―・い酒」「―・く言う」 ⑥はなはだしい。源氏物語帚木「うしろやすくのどけき所だに―・くば」。源氏物語玉鬘「読みつぎたるすぢこそは―・うは変らざるべけれ」 ⑦はっきりとする。定まる。源氏物語夕顔「いま一方は主―・くなるともかはらずうちとけぬべく見えしさまなるを頼みて」 ⑧(「…に―・い」の形で)…の点で(特に)力がすぐれている。「英語に―・い」「不況に―・い」

つよ‐がり【強がり】🔗🔉

つよ‐がり強がり】 つよがること。「―を言う」

つよ‐が・る【強がる】🔗🔉

つよ‐が・る強がる】 〔自五〕 実際は弱いのに、しいて強いようによそおう。源氏物語夕顔「さこそ―・り給へど」

つよ‐き【強気】🔗🔉

つよ‐き強気】 ①気の強いこと。「―に出る」「―の発言」 ②(取引用語)相場が上がると予想すること。 ↔弱気。 ⇒つよき‐すじ【強気筋】

広辞苑 ページ 13274