てん‐こ【点呼】 一人一人の名を呼んで人員がそろっているか調べること。「部員を―する」「―を取る」

てん‐ご【転語】 ある語から変じてできた語。

でん‐こ【伝戸】 律令制で、伝馬の馬丁に指定された戸。→駅戸

でん‐こ【佃戸】 中国で、地主の土地を借りて耕作し、小作料を支払う農民。唐末から宋初にかけて普遍化した。身分的な隷属民なのか、経済的な契約関係にあったものか、見方が分かれる。佃客。荘客。

でん‐こ【電弧】 気体中を大電流が流れる時に見られる電気火花。アーク。

でん‐ご【伝語】 ことづけ。伝言。

でん‐ご【殿後】 ①軍隊のしんがり。あとおさえ。 ②最下等。最劣等。

てん‐こう【天公】 ①天。天帝。上帝。造化者。 ②転じて、天子。

てん‐こう【天功・天工】 天のしわざ。自然のわざ。

てん‐こう【天光】_‥クワウ ①太陽の光。日光。 ②砂糖の一種。外観は三温糖に近く、色がやや赤い。

てん‐こう【天幸】_‥カウ 自然に与えられた幸い。天の恵み。

てん‐こう【天候】 ある地域の数日間以上の天気の状態。持続した状態、また同じ変動傾向のときにいう。天気と気候の中間概念。「―が不順だ」

てん‐こう【転向】_‥カウ ①方向・立場などをかえること。「プロに―する」 ②特に、共産主義者・社会主義者などが権力の強制などのために、その主義を放棄すること。「―文学」 ⇒てんこう‐てん【転向点】 ⇒てんこう‐りょく【転向力】

てん‐こう【転校】_‥カウ 生徒がある学校から他の学校にかわること。「―生」

てんごう_テンガウ (歴史的仮名遣テンゴウとも。「転合」「転業」などと当てる)ふざけること。いたずら。歌舞伎、韓人漢文手管始「浮気な―は外でするといふ本文じや」 ⇒てんごう‐がき【てんがう書き】 ⇒てんごう‐ぐち【てんがう口】 ⇒てんごう‐ねんぶつ【てんがう念仏】 ⇒てんごう‐の‐かわ【てんがうの皮】 ⇒てんごう‐のみ【てんがう飲み】