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てんり‐きょう【天理教】‥ケウ🔗🔉

てんり‐きょう天理教‥ケウ ①もと教派神道の一つ。1838年(天保9)中山みきが創唱。親神おやがみの天理王命てんりおうのみことを祀り、欲など八つの悪い心を捨てて神にもたれ、「陽気ぐらし」の理想世界を建設することを教旨とする。本部は奈良県天理市にあり、親神が人間世界を創造した聖地とする。 ②清の乾隆(1736〜1795)年間に起こった民間宗教。白蓮教の一分派。天文を観て予言する。1813年その徒李文成・林清らが乱を起こし、北京の宮城内に潜入、誅せられた。

てん‐りく【殄戮】🔗🔉

てん‐りく殄戮】 (「殄」は尽きる意)殺し尽くすこと。みなごろし。

てんり‐じんよく【天理人欲】🔗🔉

てんり‐じんよく天理人欲】 [礼記楽記]天の条理と人の私欲。宋代に、張載から二程子をへて朱熹に至って、儒教の最も重要な概念の一つとなった。朱子学から陽明学まで、人欲は否定されてきたが、明末以降、人欲の語が欲望一般を指すようになると、天理にそった人欲に限って肯定されるようになった。 ⇒てん‐り【天理】

でんり‐そう【電離層】🔗🔉

でんり‐そう電離層】 大気の上層にあって電波を反射する層。太陽からの紫外線によって大気の分子が電離した結果生じたもので、長距離無線電信はこのため可能になる。高さ約60キロメートルにあるものをD層、約100キロメートルにあるものをE層、200〜400キロメートルにあるものをF層という。ケネリー‐ヘビサイド層。 ⇒でん‐り【電離】

広辞苑 ページ 13746