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○井の中の蛙大海を知らずいのなかのかわずたいかいをしらず🔗🔉

○井の中の蛙大海を知らずいのなかのかわずたいかいをしらず [荘子秋水「井蛙は以て海を語る可からずとは、虚に拘とらわるれば也」]考えや知識が狭くて、もっと広い世界があることを知らない。世間知らずのこと、見識の狭いことにいう。 ⇒い【井・堰】 い‐の‐ふ胃の腑ヰ‥ 胃。胃袋。 ⇒胃の腑に落ちる いの‐ぶた猪豚ヰ‥ イノシシとブタとを交配した一代雑種。食肉用。

○胃の腑に落ちるいのふにおちる🔗🔉

○胃の腑に落ちるいのふにおちる 納得がゆく。合点がゆく。浄瑠璃、今宮の心中「さらさら胃の腑に落ちませぬ」 ⇒い‐の‐ふ【胃の腑】 イノベーションinnovation】 ①刷新。革新。新機軸。 ②生産技術の革新・新機軸だけでなく、新商品の導入、新市場・新資源の開拓、新しい経営組織の形成などを含む概念。シュンペーターが用いた。日本では技術革新という狭い意味に用いることもある。 いのまた猪俣ヰ‥ 姓氏の一つ。 ⇒いのまた‐つなお【猪俣津南雄】 いのまた‐つなお猪俣津南雄ヰ‥ヲ 社会主義者。新潟市生れ。早大卒。日本共産党結成に参加。のち労農派の論客として野呂栄太郎ら講座派と日本資本主義論争を展開。著「現代日本研究」「金の経済学」など。(1889〜1942) ⇒いのまた【猪俣】 い‐の‐まま意の儘】 思い通り。「部下を―に操る」 い‐の‐め猪の目ヰ‥ (その形が猪いのししの目に似るから)刳形くりかたの一種。器物の飾りとして彫るハート形に似た形。灯籠の透かしや飾り金具などに用いる。井の目。義経記2「―彫りたる鉞まさかり」 猪の目 いのもと‐そう井口辺草・鳳尾草ヰ‥サウ イノモトソウ科の多年生常緑シダ。人家の石垣の間などに見られる。根茎は短く、葉は束生、高さ約30センチメートル。葉柄は細長く、葉面は洋紙質で細長い羽片をつける。トリノアシ。 ⇒いのもとそう‐か【井口辺草科】 いのもとそう‐か井口辺草科ヰ‥サウクワ シダ類の一科。子嚢群は脈端に生じ、葉縁に向かって開く包膜、または葉縁が反り返った偽包膜で覆われる。約60属1500種。 ⇒いのもと‐そう【井口辺草・鳳尾草】 いのり祈り・祷り】 ①祈ること。祈祷きとう。祈願。祈念。平家物語9「馬の―のためにとて」。「―を捧げる」 ②能の囃子事はやしごとの一つ。山伏や僧が鬼女を祈り伏せる場面に用いる。 ⇒いのり‐の‐し【祈りの師】 ⇒いのり‐の‐つかい【祈りの使】 ⇒いのり‐ぶぎょう【祈奉行】 いのり‐あ・げる祈り上げる】 〔他下一〕 「祈る」の謙譲語。お祈り申し上げる。「益々のご活躍を―・げます」 いのり‐ころ・す祈り殺す】 〔他五〕 神仏に祈って、恨みのある人を殺す。愚管抄6「―・して帰りたるにて」 いのり‐つ・く祈り付く】 〔他下二〕 祈って、悪魔・狐などを人にとりつかせる。夜の寝覚2「―・け給へりし人々に、いみじき祈どもそへ」 いのり‐の・く祈り退く】 〔他下二〕 悪霊などを祈祷の力で追い払う。日葡辞書「テングヲイノリノクル」 いのり‐の‐し祈りの師】 他人の依頼をうけて祈祷する者。御師おし。宇津保物語国譲上「山々寺々に―をすゑて」 ⇒いのり【祈り・祷り】 いのり‐の‐つかい祈りの使‥ツカヒ 祈祷のために社寺につかわす使者。源氏物語総角「所々に御―、出し立てさせ給ふ」 ⇒いのり【祈り・祷り】 いのり‐ぶぎょう祈奉行‥ギヤウ (→)祈祷奉行に同じ。 ⇒いのり【祈り・祷り】 いの・る祈る・祷る】 〔他五〕 (「斎る」の意) ①(古くは助詞「を」をとったが、後に「に」をとる)神や仏の名を呼び、幸いを請い願う。祈願する。万葉集20「天地の神を―・りて征箭さつやき筑紫の島をさして行く吾は」。竹取物語「はや神に―・り給へといふ」。日葡辞書「ホトケニ、また、ホトケヲイノル」 ②心から望む。希望する。念ずる。新拾遺和歌集神祇「君が代を―・る心の誠をばいつはりなしと神はうくらむ」。「御健康を―・る」 ③(相手や物事に)わざわいが起こるように祈願する。のろう。 イノンド (スペイン語のeneldoからか)西アジアから地中海地方原産のセリ科の一年草または越年草。葉・茎・花・種子のいずれも食用。種子は特に刺激的な芳香を持つ。ピクルスや魚のマリネなどの料理に用いる。ディル。ヒメウイキョウ。 いは伊波】 姓氏の一つ。 ⇒いは‐ふゆう【伊波普猷】 い‐は異派】 別の流派。 いば伊庭】 姓氏の一つ。 ⇒いば‐たかし【伊庭孝】 い‐ば射場】 ①弓を射る所。射芸を試みる所。矢場。弓場ゆば。 ②射場1で射手いての立つ位置。 い‐はい位牌ヰ‥ 死者の俗名や戒名を記した木の札。太平記35「卓の上に立たりける―の裏に」 ⇒いはい‐じろ【位牌白】 ⇒いはい‐ちぎょう【位牌知行】 ⇒いはい‐やま【位牌山】 ⇒位牌を汚す い‐はい違背ヰ‥ 命令・規則・約束などを守らず、それにそむくこと。 い‐はい遺灰ヰハヒ 死体を火葬にして、あとに残った灰。 いはい‐じろ位牌白ヰ‥ 額の白斑が、鼻端まで達している牛。位牌斑。 ⇒い‐はい【位牌】 いはい‐ちぎょう位牌知行ヰ‥ギヤウ 祖先の勲功によって相伝した知行。世襲の禄だけにすがっている武士をののしっていう語。 ⇒い‐はい【位牌】 い‐はい‐もとお・るい這ひ回る‥ハヒモトホル 〔自四〕 (イは接頭語)はいまわる。古事記「細螺しただみの―・り撃ちてし止まむ」 いはい‐やま位牌山ヰ‥ 不吉なことを生じるといって、所有することを忌む山。起請山きしょうやま⇒い‐はい【位牌】

広辞苑 ページ 1379