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いまがわ‐やき【今川焼】‥ガハ‥🔗🔉

いまがわ‐やき今川焼‥ガハ‥ 銅板に銅の輪型をのせ、水で溶いた小麦粉を注ぎ、中に餡あんを入れて焼いた菓子。江戸神田今川橋辺の店で製し始めた。今は輪の代りに多数の円形のくぼみをもつ銅の焼型を用いる。幸田露伴、天うつ浪「―の皮の厚い冷いのでも」 今川焼 撮影:関戸 勇

いまがわ‐よしもと【今川義元】‥ガハ‥🔗🔉

いまがわ‐よしもと今川義元‥ガハ‥ 戦国時代の武将。氏親の子。駿河・遠江・三河地方に勢力を振るう。織田信長と戦って桶狭間おけはざまに討死。(1519〜1560) ⇒いまがわ【今川】

いまがわ‐りょうしゅん【今川了俊】‥ガハレウ‥🔗🔉

いまがわ‐りょうしゅん今川了俊‥ガハレウ‥ 室町前期の武将・歌学者。範国の子。名は貞世さだよ。剃髪して了俊。足利義詮・義満に仕えて遠江守護・九州探題となる。また、冷泉為秀に師事し、歌学に堪能。著「難太平記」「二言抄」「落書露顕」「言塵集」など。(1326〜1414頃) →文献資料[難太平記] ⇒いまがわ【今川】

い‐まき【今木・湯巻】🔗🔉

い‐まき今木・湯巻】 ユマキの転。

いま‐き【今来】🔗🔉

いま‐き今来】 新たに渡来したこと。また、その人。新参。雄略紀「百済の貢たてまつれる、―の才伎てひと

いま‐きさき【今后】🔗🔉

いま‐きさき今后】 すでに后の位にある人に対して、新たにその位についた后。源氏物語「―は心やましうおぼすにや」

いまき‐の‐かみ【今木神】🔗🔉

いまき‐の‐かみ今木神】 京都の平野神社の祭神四座の一つ。伴信友の「蕃神考」以来、吉田東伍・内藤湖南に説があり、「今木」は「今来」で新来の意、桓武天皇の外戚の祖神たる朝鮮の神を祀るとされる。

いまぎれ【今切】🔗🔉

いまぎれ今切】 静岡県西部、浜名湖が海に続く湖口。1498年(明応7)大地震で砂州が切れて海とつながる。江戸時代に渡船が通い、今切の渡または荒井の渡といった。関所があり、特に女人の往来を取り調べた。→新居あらいの関

いま‐ぐまの【今熊野】🔗🔉

いま‐ぐまの今熊野】 京都市東山区にある神社。祭神は熊野権現。 今熊野(新熊野神社) 撮影:的場 啓 ○今こそあれいまこそあれ 今はこんなになっているが(昔はよかった)。古今和歌集「―われも昔は男山」 ⇒いま【今】 ○今此の時いまこのとき 現在ただいま。狂言、佐渡狐「戸ざさぬ御代と申すは―で御座る」 ⇒いま【今】

広辞苑 ページ 1408