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とげ‐ぬき【刺抜き】🔗🔉

とげ‐ぬき刺抜き】 肌にささったとげを抜くこと。また、それに用いる具。 ⇒とげぬき‐じぞう【とげぬき地蔵】

とげぬき‐じぞう【とげぬき地蔵】‥ヂザウ🔗🔉

とげぬき‐じぞうとげぬき地蔵‥ヂザウ 東京都豊島区巣鴨にある曹洞宗の寺、高岩寺の俗称。本尊の延命地蔵菩薩は諸病に霊験があるとされる。毎月4の日が縁日。 ⇒とげ‐ぬき【刺抜き】

とげ‐ねずみ【棘鼠】🔗🔉

とげ‐ねずみ棘鼠】 ネズミ科トゲネズミ属の哺乳類。奄美大島・徳之島・沖縄だけにすむ。奄美産は体長15センチメートルほど、沖縄本島産は少し大きく別種とされる。背は黒く、体側から腹面は橙色となる。荒い刺し毛をもつ。天然記念物。

と・ける【解ける】🔗🔉

と・ける解ける】 〔自下一〕[文]と・く(下二) 結ばれていたり、固まったり、閉じたり、不明だったりしたものが、ゆるめほぐれた状態になる意。 ➊結ばれていたものがばらばらになる。 ①結び目がほどける。万葉集14「昼―・けば―・けなへ紐のわが背なにあひ寄るとかも夜―・けやすけ」。「帯が―・ける」 ②しこりになっていた気持がさっぱりする。万葉集2「磐代の野中に立てる結び松情こころも―・けず古思ほゆ」。「誤解が―・ける」 ③心がゆるむ。安心する。万葉集17「よろづ世と心は―・けて吾がせこがつみし手見つつしのびかねつも」。源氏物語空蝉「心―・けたる寝だにねられずなむ」。「警戒心が―・ける」 ④制約や契約などの束縛が除かれる。「禁が―・ける」 ⑤警備などで固められていた態勢がゆるむ。「包囲が―・ける」 ➋職などから離れる。解任される。源氏物語関屋「その弟の右近の尉―・けて御供にくだりしをぞ」。「任が―・ける」 ➌不明のものが明らかになる。 ①答が出る。「問題が―・ける」 ②納得がゆく。解釈がつく。「疑義が―・ける」

と・ける【溶ける・融ける・熔ける・鎔ける】🔗🔉

と・ける溶ける・融ける・熔ける・鎔ける】 〔自下一〕[文]と・く(下二) ①融解する。固体・固形物が液状になる。源氏物語末摘花「朝日さす軒の垂氷は―・けながら」。「雪が―・ける」 ②液体に他の物質がまざって均一な液体になる。「食塩は水に―・ける」 ◇「解ける」とも書く。「熔」「鎔」は、金属の場合に使う。

広辞苑 ページ 14116