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いやし‐び【いやし火】🔗🔉

いやし‐びいやし火】 (長野県で)秋の収穫後、藁屑わらくず・籾殻もみがらなどを焼く火。肥料用の灰をつくる。

いやし・ぶ【卑しぶ・賤しぶ】🔗🔉

いやし・ぶ卑しぶ・賤しぶ】 〔他上二〕 (→)「いやしむ」に同じ。今昔物語集3「―・び蔑あなずられなむ」

いやし・む【卑しむ・賤しむ】🔗🔉

いやし・む卑しむ・賤しむ】 [一]〔他五〕 いやしめる。大唐西域記長寛点「賤しき種やからなりといふことを鄙イヤシム」 [二]〔他下二〕 ⇒いやしめる(下一)

いやし・める【卑しめる・賤しめる】🔗🔉

いやし・める卑しめる・賤しめる】 〔他下一〕[文]いやし・む(下二) いやしいものとして見下げる。さげすむ。仮名草子、伊曾保「汝乞食非人を―・むる事なかれ」。「自分自身を―・める振舞」

いや‐しろ【礼代・礼物】ヰヤ‥🔗🔉

いや‐しろ礼代・礼物ヰヤ‥ 敬意を表すしるしとして贈る品物。れいもつ。いやじ。いやじり。古事記「その妹いもの―として」

いやしん‐ぼう【卑しん坊】‥バウ🔗🔉

いやしん‐ぼう卑しん坊‥バウ 食物にいやしい人。食い意地のはっている人。食いしんぼう。また、ものおしみする人。けちんぼう。

いや・す【癒す】🔗🔉

いや・す癒す】 〔他五〕 病気や傷をなおす。飢えや心の悩みなどを解消する。地蔵十輪経元慶点「疾を癒イヤスこと良医の如し」。「渇を―・す」「時が悲しみを―・す」

いや‐た・つ【弥立つ】🔗🔉

いや‐た・つ弥立つ】 〔他下二〕 (言葉などに表して)いよいよはっきりさせる。万葉集18「われをおきて人はあらじと―・て思ひしまさる」

いや‐ち【忌地・厭地】🔗🔉

いや‐ち忌地・厭地⇒いやじ

いや‐ちこ【灼然】🔗🔉

いや‐ちこ灼然】 神仏の利益りやく・霊験のあらたかなこと。きわだっているさま。允恭紀(図書寮本)永治点「然るに今群臣の請ふこと事理ことわり灼然イヤチコなり」

広辞苑 ページ 1443