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なぐさめ‐がお【慰め顔】‥ガホ🔗🔉

なぐさめ‐がお慰め顔‥ガホ 人をなぐさめるような顔つき。 ⇒なぐさめ【慰め】

なぐさめ‐ぐさ【慰め種】🔗🔉

なぐさめ‐ぐさ慰め種】 心をなぐさめる材料。源氏物語東屋「朝ゆふの―にて」 ⇒なぐさめ【慰め】

なぐさめ‐どころ【慰め所】🔗🔉

なぐさめ‐どころ慰め所】 なぐさめとなるところ。気ばらし、また、気ばらし相手。枕草子315「思ふこと打ち語らひ―なりける」 ⇒なぐさめ【慰め】

なぐさ・める【慰める】🔗🔉

なぐさ・める慰める】 〔他下一〕[文]なぐさ・む(下二) ①不満な心をしずめ満足させる。気をまぎらす。万葉集15「恋繁み―・めかねて」。「心を―・める音楽」 ②相手の悲しみや苦しみをなだめる。源氏物語「日一日入り居て―・め聞え給へど」。「友を―・める」

なぐさもる【慰もる】🔗🔉

なぐさもる慰もる】 (ナグサム(下二)の連体形ナグサムルの転。あるいは四段のナグサムに助動詞ルの付いた語か)心が安まる。万葉集11「ますらをは友のさわきに―心もあらめ」

なぐ・し【和し】🔗🔉

なぐ・し和し】 〔形シク〕 平静でおだやかである。丹後風土記逸文「我が心―・しく成りぬ」

なくし‐もの【無くし物】🔗🔉

なくし‐もの無くし物】 落としたり忘れたりして、なくしたもの。失せ物。

なく・す【無くす・亡くす】🔗🔉

なく・す無くす・亡くす】 〔他五〕 ①《無》無いようにする。なくならせる。うしなう。「財布を―・す」「やる気を―・す」「むだを―・す」 ②《亡》死なせる。なくなす。「親を―・す」 ○鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がすなくせみよりもなかぬほたるがみをこがす 口に出す者よりも、口に出さない者の方がかえって心中の思いが切であるの意。上を略して「鳴かぬ蛍が身を焦がす」とも。 ⇒な・く【泣く・鳴く・啼く】

なく‐て🔗🔉

なく‐て (助動詞ナイの連用形に助詞テの付いたもの)否定して軽く中止したり、直接下の語句を修飾したりするのに用いる。「一問も解け―恥をかいた」「眠れ―困る」 ○無くて七癖有って四十八癖なくてななくせあってしじゅうはっくせ 人には多かれ少なかれ癖があるの意。 ⇒な・い【無い・亡い】

広辞苑 ページ 14607