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なな‐ばけ【七化け】🔗🔉

なな‐ばけ七化け】 歌舞伎の変化舞踊の初期の名称。元禄の女形水木辰之助(1673〜1745)の得意芸で、1697年(元禄10)狗いぬ、初冠ういこうぶりの殿上人、白髪の老人、禿かむろの小童、若衆の六方、女の怨霊、猩々の七役を早替りで踊ったのが始まりという。→七変化しちへんげ

なな‐ばしょ【七場所】🔗🔉

なな‐ばしょ七場所】 江戸深川の花街を形成する仲町、新地(大・小)、石場(新・古)、櫓下やぐらした(表・裏)、裾継すそつぎ、土橋、佃つくだ(俗にあひる)の七つの場所。

なな‐はん【七半】🔗🔉

なな‐はん七半】 エンジンの排気量が750立方センチメートルのオートバイの通称。

なな‐ひかり【七光】🔗🔉

なな‐ひかり七光】 主君・親などの威光で、家臣や子がその恩恵をこうむること。「親の光は―」

ななひこ‐の‐かゆ【七彦の粥】🔗🔉

ななひこ‐の‐かゆ七彦の粥】 お七夜の祝いの粥。啜すすり粥の儀などに用いた。ながひこのかゆ。

なな‐ふ【七布・七編】🔗🔉

なな‐ふ七布・七編】 敷物などの編目を7筋に編んだもの。また、それほどの広さ。

なな‐ふし【竹節虫】🔗🔉

なな‐ふし竹節虫】 ナナフシ目の昆虫の総称。中胸が長く、翅を欠くなど特異な形態のものが多い。特にコノハムシは、葉に酷似し、擬態の例として有名。その一種のナナフシは、体も脚も細長く、全身茶色または緑色を呈し、草木の枝によく似る。タケノフシムシ。 ななふし ナナフシ 撮影:海野和男

なな‐ふしぎ【七不思議】🔗🔉

なな‐ふしぎ七不思議】 ①ある地方で不思議な現象としてあげる七つのもの。信州・越後・遠江などにあり、越後のものが最も有名。→越後の七不思議。 ②転じて、事物・人にみられる不思議な現象についてもいう。

ななふ‐すげ【七ふ菅】🔗🔉

ななふ‐すげ七ふ菅】 7節もある長い菅の意か。斑点のある菅、笠菅ともいう。万葉集3「天なるささらの小野の―」

ななほし‐てんとう【七星瓢虫】‥タウ🔗🔉

ななほし‐てんとう七星瓢虫‥タウ テントウムシ科の甲虫。体長約8ミリメートル。背面の形は半球状。翅鞘は橙黄色で7個の黒紋がある。アブラムシを捕食する益虫。 ななほしてんとう ナナホシテントウ 提供:ネイチャー・プロダクション

広辞苑 ページ 14687