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ななます‐ほし【七座星】🔗🔉

ななます‐ほし七座星】 北斗七星の異称。夫木和歌抄19「わが恋は―に祈りみむ」

なな‐まわり【七回り】‥マハリ🔗🔉

なな‐まわり七回り‥マハリ 年などが幾度もめぐって来ることや長寿を祝っていう語。ななめぐり。狂言、文山立「寿命は…五百八十年、―までも」

な‐なむ🔗🔉

な‐なむ (完了の助動詞ヌの未然形ナに願望の助詞ナムの付いたもの)…てしまってほしい。伊勢物語「おしなべて峰も平らになり―」

ななめ【斜め・傾】🔗🔉

ななめ斜め・傾】 ①規準方向に対し垂直でも平行でもないこと。傾いていること。はす。はすかい。三蔵法師伝承徳点「虹のごとくに斜ナナメなり」。「広場を―に横切る」 ②日が中天を過ぎて西に近づくこと。時刻などが半ばを過ぎて終りに近いこと。海道記「申さるの―に湯井の浜に落ち着きぬ」 ③ひととおり。世の常。男色大鑑「―にかたほなるだに人の親の習ひいかが思ふめるに」 ④(→)「ななめならず」に同じ。幸若舞曲、和田酒盛「虎、―によろこうで」 ⑤(「ななめならず」を逆の意にして)機嫌の悪いこと。「御機嫌―」 ⇒ななめ‐よみ【斜め読み】 ⇒斜めならず

なな‐めぐり【七巡り】🔗🔉

なな‐めぐり七巡り】 ①ななまわり。 ②七七日なななぬか○斜めならずななめならず (機嫌・喜びなどについていう)ひととおりでなく、はなはだしい。なのめならず。 ⇒ななめ【斜め・傾】

ななめ‐よみ【斜め読み】🔗🔉

ななめ‐よみ斜め読み】 筋を読み取るために、細かい部分は飛ばしてざっと読むこと。 ⇒ななめ【斜め・傾】

なな‐よ【七代】🔗🔉

なな‐よ七代】 七代しちだい。また、多くの代。七世。万葉集19「いにしへに君が三代経て仕へけり吾が大主おおぬしは―申さね」

広辞苑 ページ 14688