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弱竹の】🔗⭐🔉
弱竹の】
〔枕〕
「とを(撓)」「おきふし」「よ(夜・世)」「ふし(節)」にかかる。万葉集2「―とをよる子らは」
⇒なよ‐たけ【弱竹】
なよ‐なよ
(多く助詞「と」を伴って用いる)しなやかなさま。たおやかなさま。なえたさま。枕草子67「萩…―とひろごり伏したる」。「―した男」
なよび‐か
①しなやかなさま。なよやか。源氏物語総角「白き御衣どもの―なるに」
②上品であるさま。優美であるさま。源氏物語帚木「―にをかしきことはなくて」
なよび‐すがた【
なよび姿】🔗⭐🔉
なよび姿】
なよなよとなまめかしい姿。源氏物語柏木「―はた、いたうたをやぎけるをや」
なよ・ぶ
〔自上二〕
①衣服などがしなやかである。ごわごわしないようになる。源氏物語夕霧「―・びたる御衣どもを脱い給うて」
②なよなよとしている。柔和である。源氏物語賢木「御心―・びたる方に過ぎて」
③風流めく。源氏物語若菜上「いたく―・びよしめくほどに、重き方おくれて」
なよ‐やか
しなやかなさま。物やわらかなさま。なよよか。好色一代女1「かほばせ―にうまれ付きしとて」。「―な手つき」
なよ‐よか
しなやかなさま。なよらか。源氏物語帚木「白き御衣どもの―なるに」
なよ‐らか
(→)「なよよか」に同じ。
な‐よ・る【
馴寄る】🔗⭐🔉
馴寄る】
〔自四〕
なれてよる。親しくなって近寄る。後鳥羽院集「なよ竹の―・りあひてもいく世へぬらん」
なよろ【
名寄】🔗⭐🔉
名寄】
北海道北部、名寄盆地の中心をなす市。周辺は米作の北限。人口3万2千。
なら【
楢・柞・枹】🔗⭐🔉
楢・柞・枹】
①コナラ(ナラ)・ミズナラなどの総称。カシと同属だが常緑でないものをいう。
②コナラの別称。古名、ははそ。古今和歌集雑「神無月時雨降りおける―の葉の名におふ宮の古言ぞこれ」
なら【
広辞苑 ページ 14762。