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な‐やらい【追儺】‥ヤラヒ🔗🔉

な‐やらい追儺‥ヤラヒ おにやらい。ついな。〈[季]冬〉。紫式部日記「滝口も―果てけるままに」

な‐やら・う【追儺ふ】‥ヤラフ🔗🔉

な‐やら・う追儺ふ‥ヤラフ 〔自四〕 追儺なやらいを行う。源氏物語紅葉賀「―・ふとて、犬君がこれをこぼち侍りにければ」

な・ゆ【萎ゆ】🔗🔉

な・ゆ萎ゆ】 〔自下二〕 ⇒なえる(下一)

なゆた【那由他・那由多】🔗🔉

なゆた那由他・那由多】 ①〔仏〕(梵語nayuta)古代インドの数の単位。極めて大きな数量。千万または千億に当たるなど、諸説がある。 ②数の単位。10の60乗。一説に10の72乗。(塵劫記)

なゆ‐たけ【弱竹】🔗🔉

なゆ‐たけ弱竹】 ナヨタケの転。 ⇒なゆたけ‐の【弱竹の】

なゆたけ‐の【弱竹の】🔗🔉

なゆたけ‐の弱竹の】 〔枕〕 「とを(撓)」にかかる。 ⇒なゆ‐たけ【弱竹】

な‐ゆみ【棝斗】🔗🔉

な‐ゆみ棝斗】 鼠を捕らえるのに用いる仕掛け。ねずみおとし。ますおとし。〈倭名類聚鈔15

な‐よし【名吉・鯔】🔗🔉

な‐よし名吉・鯔】 ボラまたはイナの異称。みょうぎち。土佐日記「―の頭、ひひらぎら、いかにぞ」

な‐よせ【名寄せ】🔗🔉

な‐よせ名寄せ】 ①いろいろな名称を寄せ集めること。また、それを書きしるしたもの。「名所―」「美人―」 ②複数の場に現れる同一の名称をまとめること。「預金口座を―する」 ⇒なよせ‐ちょう【名寄帳】

なよせ‐ちょう【名寄帳】‥チヤウ🔗🔉

なよせ‐ちょう名寄帳‥チヤウ ①中世、検注の結果をもとに作成された帳簿のうち、名みょう別・百姓別に集計したもの。→検注帳→取帳。 ②江戸時代、各村の田畑・屋敷の各筆の年貢高・面積を所持者(名請なうけ人)ごとにまとめた土地台帳。年貢割付けの基礎となるもの。田畑名寄帳。 ⇒な‐よせ【名寄せ】

なよたけ🔗🔉

なよたけ 加藤道夫(1918〜1953)作の戯曲。1946年発表、51年尾上菊五郎劇団が初演。「竹取物語」に拠って詩人の誕生を語る。作者の出征に際して遺書として書いたもの。

なよ‐たけ【弱竹】🔗🔉

なよ‐たけ弱竹】 細くしなやかな竹。若竹。なゆたけ。また、女竹めだけ。宇津保物語田鶴群鳥「―の茂れる宿にまとゐして」 ⇒なよたけ‐の【弱竹の】

広辞苑 ページ 14761