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なわ‐かくし【縄隠し】ナハ‥🔗🔉

なわ‐かくし縄隠しナハ‥ 土蔵の壁塗の時に、棕櫚しゅろ縄を巻き込んだ上を漆喰しっくいなどで塗り隠すこと。

なわかけ‐とっき【縄掛突起】ナハ‥🔗🔉

なわかけ‐とっき縄掛突起ナハ‥ 古墳時代の木棺や石棺の部材にある突出部。本来は部材同士の緊縛や運搬のために縄をかけたが、のちには形骸化。

なわ‐かっしょ【那波活所】‥ハクワツ‥🔗🔉

なわ‐かっしょ那波活所‥ハクワツ‥ (姓はナバとも)江戸初期の儒学者。字は道円。播磨の富商の子。藤原惺窩せいかの門に入り、紀州藩儒となる。藤門四家とうもんしかの一人。著「人君明暗図説」「活所遺稿」など。(1595〜1648) ⇒なわ【那波】

なわ‐からげ【縄紮げ】ナハ‥🔗🔉

なわ‐からげ縄紮げナハ‥ 縄でからげること。また、そのもの。

なわ‐こしき【縄甑】ナハ‥🔗🔉

なわ‐こしき縄甑ナハ‥ 延縄はえなわを入れる盆形の容器。

なわ‐ざわら【縄ざわら】ナハ‥🔗🔉

なわ‐ざわら縄ざわらナハ‥ 縄で作ったたわし。〈日葡辞書〉

なわ‐さんずん【縄三寸】ナハ‥🔗🔉

なわ‐さんずん縄三寸ナハ‥ (→)三寸縄に同じ。浄瑠璃、女殺油地獄「取つて引敷き―に締め上ぐれば」

なわ‐じり【縄尻】ナハ‥🔗🔉

なわ‐じり縄尻ナハ‥ 縄の端。特に、引き立てる役人が握る、罪人をしばり上げた縄の少し余した部分。

なわ‐しろ【苗代】ナハ‥🔗🔉

なわ‐しろ苗代ナハ‥ (ナハはナヘの古形、シロは四方を限った区域)水稲の種を蒔いて苗を仕立てるところ。水苗代・陸苗代および両者を折衷した折衷苗代などがある。なえしろ。〈[季]春〉。万葉集14「―のこなぎが花をきぬにすり」 ⇒なわしろ‐いちご【苗代苺】 ⇒なわしろ‐おとこ【苗代男】 ⇒なわしろ‐がき【苗代垣】 ⇒なわしろ‐くさ【苗代草】 ⇒なわしろ‐くずし【苗代崩し】 ⇒なわしろ‐ぐみ【苗代胡頽子】 ⇒なわしろ‐だ【苗代田】 ⇒なわしろ‐どき【苗代時】 ⇒なわしろ‐どめ【苗代留め】 ⇒なわしろ‐まつり【苗代祭】 ⇒なわしろ‐みず【苗代水】

広辞苑 ページ 14799