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にが‐つち【苦土】🔗🔉

にが‐つち苦土】 まだ風化しないで植物の生育に適しない下層の土壌。農業全書「根の下に塊つちくれもなく、又―もなきやうにこしらへ」

にがつ‐どう【二月堂】‥グワツダウ🔗🔉

にがつ‐どう二月堂‥グワツダウ 奈良の東大寺境内にある堂。752年(天平勝宝4)東大寺第2世実忠の創建。毎年2月(今は3月)朔日から14日まで修二会しゅにえを行うからいう。現今の堂宇は1669年(寛文9)徳川家綱の再建。羂索けんじゃく院。→お水取⇒にがつどう‐の‐ごおう【二月堂の牛王】

にがつどう‐の‐ごおう【二月堂の牛王】‥グワツダウ‥ワウ🔗🔉

にがつどう‐の‐ごおう二月堂の牛王‥グワツダウ‥ワウ 奈良の東大寺二月堂から出す牛王の札。札の面に「南無頂上仏面除疾病、南無最上仏面願満足」の文字が判にしてあり、瘧おこりのお守りとした。 ⇒にがつ‐どう【二月堂】

にがつ‐とし【二月年】‥グワツ‥🔗🔉

にがつ‐とし二月年‥グワツ‥ (西日本で)2月1日のこと。太郎の朔日ついたち⇒に‐がつ【二月】

にがつ‐れいしゃ【二月礼者】‥グワツ‥🔗🔉

にがつ‐れいしゃ二月礼者‥グワツ‥ 事情があって正月に年始の礼をせず、2月1日に回礼する人。〈[季]春〉 ⇒に‐がつ【二月】

にが‐て【苦手】🔗🔉

にが‐て苦手】 ①爪がにがく、手に毒のあるという手。その手でさわると癪しゃくや腹痛などが治るという。好色一代女2「私の―薬なりと、夜明け方までさすりける」 ②勝ち目のない相手。いやな相手。また、気性などが合わないで互いに忌みきらう相手。 ③不得手。不得意。「数学は―だ」

広辞苑 ページ 14881