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にき‐しね【和稲】🔗🔉

にき‐しね和稲】 籾もみをすり去った稲の実。米。にこしね。祝詞、広瀬大忌祭「―、荒稲」↔荒稲あらしね

に‐ぎす【似鱚・似義須】🔗🔉

に‐ぎす似鱚・似義須】 ニギス科の海産の硬骨魚。全長約20センチメートル。体は円筒形で、口先はとがる。本州中部以南の水深200メートル前後に生活。生食のほか、加工品の原料とする。オキギス。

にき‐たえ【和・和幣・和妙】‥タヘ🔗🔉

にき‐たえ・和幣・和妙‥タヘ 古く、織目の精緻な布の総称。また、打ってやわらかくしてさらした布。祝詞、祈年祭「―、荒妙」↔荒あらたえ

にきたつ【熟田津】🔗🔉

にきたつ熟田津】 伊予国(愛媛県)道後温泉付近にあった船着場。にきたづ。みきたづ。(歌枕)万葉集1「―に船乗りせむと」

にき‐たま【和魂】🔗🔉

にき‐たま和魂⇒にきみたま。万葉集3「大君の―会へか」

にき‐て【和幣・幣・幣帛】🔗🔉

にき‐て和幣・幣・幣帛】 (ニキタヘの約。後世、ニキデまたニギテとも)神に供える麻の布の称。後には絹または紙を用いた。ぬさ。みてぐら。〈神代紀訓注〉

にぎ‐てき【二義的】🔗🔉

にぎ‐てき二義的】 根本的でないさま。それほど重要でないさま。第二義的。「それは―な問題だ」

にき‐どり【二季鳥】🔗🔉

にき‐どり二季鳥】 (秋に北方から来て春に帰り去るからいう)雁の異称。

にぎ‐にぎ【握握】🔗🔉

にぎ‐にぎ握握】 ①幼児が手を握ったりひろげたりすること。誹風柳多留「役人の子は―をよく覚え」 ②(幼児語)握り飯をつくること。また、握り飯。

にぎ‐にぎ【賑賑】🔗🔉

にぎ‐にぎ賑賑】 にぎわっているさま。にぎやかなさま。愚管抄5「猿楽さるごう狂ひ物など―と召し使ひて」

にぎにぎ‐し・い【賑賑しい】🔗🔉

にぎにぎ‐し・い賑賑しい】 〔形〕[文]にぎにぎ・し(シク) 非常ににぎわしい。大層にぎやかである。〈日葡辞書〉

にき‐の‐はらえ【二季の祓】‥ハラヘ🔗🔉

にき‐の‐はらえ二季の祓‥ハラヘ 毎年6月・12月の晦日みそかに恒例として行われる大祓の儀式。二季の儀。

広辞苑 ページ 14886