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にせ‐の‐たのみ【二世の頼み】🔗🔉

にせ‐の‐たのみ二世の頼み】 夫婦として来世で逢うという頼み。

にせ‐の‐ちぎり【二世の契り】🔗🔉

にせ‐の‐ちぎり二世の契り】 夫婦となって来世までも心がわりしないという約束。夫婦の約束。

にせ‐の‐つま【二世の夫・二世の妻】🔗🔉

にせ‐の‐つま二世の夫・二世の妻】 来世までもと約束した夫または妻。浄瑠璃、出世景清「人はともかく妾が―ぞかし」

にせ‐の‐やくそく【二世の約束】🔗🔉

にせ‐の‐やくそく二世の約束(→)「二世の契り」に同じ。

にせ‐はん【贋判・偽判】🔗🔉

にせ‐はん贋判・偽判】 偽造の印判。にせいん。

にせ‐ひつ【贋筆・偽筆】🔗🔉

にせ‐ひつ贋筆・偽筆⇒にせふで

にせ‐ふだ【似札・贋札】🔗🔉

にせ‐ふだ似札・贋札】 にせの証券。浮世草子、新色五巻書「―遣ふて命からがら」

にせ‐ふで【贋筆・偽筆】🔗🔉

にせ‐ふで贋筆・偽筆】 他人の筆跡に似せて書くこと。また、その文書。偽筆ぎひつ。にせひつ。

にせむらさきいなかげんじ【偐紫田舎源氏】‥ヰナカ‥🔗🔉

にせむらさきいなかげんじ偐紫田舎源氏‥ヰナカ‥ 合巻ごうかん。柳亭種彦作、歌川国貞画。紫式部の源氏物語を室町時代に移して翻案したもの。光源氏にあたる光氏の生活ぶりは、将軍家斉いえなりの江戸城大奥を写したのではないかと噂うわさされた。1829〜42年(文政12〜天保13)38編152冊を出して絶版を命ぜられ、39・40編は未刊。田舎源氏。 →文献資料[偐紫田舎源氏]

にせ‐もの【贋物・偽物】🔗🔉

にせ‐もの贋物・偽物】 似せてつくったもの。偽物ぎぶつ。偽造品。「―を見破る」

にせ‐もの【贋者・偽者】🔗🔉

にせ‐もの贋者・偽者】 その人でなくて、その人といつわり称する者。

にせものがたり【仁勢物語】🔗🔉

にせものがたり仁勢物語】 仮名草子。2巻。作者未詳。1639年(寛永16)頃成る。伊勢物語のパロディー。

に・せる【似せる】🔗🔉

に・せる似せる】 〔他下一〕[文]に・す(下二) ①似させる。似るようにする。まねる。南海寄帰内法伝平安後期点「相ひ似ニセて長さまにす可し」 ②贋造する。梅暦「主人の判を―・せた重罪」

広辞苑 ページ 14959