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いろ‐ながし【色流し】🔗🔉

いろ‐ながし色流し】 染料などを水に溶かして、これを吹き乱してできた波紋文様を紙や布帛ふはくに染めつける染法。

いろな‐ぐさ【色無草】🔗🔉

いろな‐ぐさ色無草】 松の異名。蔵玉集「おく露もときはの名なる―」

いろ‐な・し【色無し】🔗🔉

いろ‐な・し色無し】 〔形ク〕 ①色つやが欠けている。はなやかでない。古今和歌集哀傷「もみぢばもぬしなき宿は―・かりけり」 ②無愛想である。そっけない。日葡辞書「イロナイヒト。即ち、スゲナイヒト」

イロニー【Ironie ドイツ・ironie フランス】🔗🔉

イロニーIronie ドイツ・ironie フランス⇒アイロニー

いろ‐にく・し【色にくし】🔗🔉

いろ‐にく・し色にくし】 〔形ク〕 つっけんどんである。そっけない。日葡辞書「イロニクウマウス、また、イウ」 ○色に出るいろにでる 心の中の思い、特に、秘めた恋心が表情やしぐさに表れる。様子に出る。 ⇒いろ【色】

いろ‐ぬい【色縫い】‥ヌヒ🔗🔉

いろ‐ぬい色縫い‥ヌヒ 死者に着せる白衣を縫うこと。親類・近隣の女たちが寄って縫い、縫尻はとめない。衣裳縫いしょうぬい。引張縫ひっぱりぬい

いろ‐ぬか【揺糠】🔗🔉

いろ‐ぬか揺糠】 (イロはユリの転)玄米精白の際に生じる砕米くだけまい。揺子ゆりご。いりご。えりご。

いろ‐ぬき【色抜き】🔗🔉

いろ‐ぬき色抜き】 ①布の染めかえのとき、もとの染色を抜き去ること。 ②酒宴などで女っ気のないこと。色気抜き。

いろね【同母兄・同母姉】🔗🔉

いろね同母兄・同母姉】 (イロは接頭語)(→)「いろえ」に同じ。允恭紀(図書寮本)院政期点「妾やつこが姉イロネなり」

いろ‐ね【色音】🔗🔉

いろ‐ね色音】 ①こわね。ねいろ。声色。狂言、月見座頭「虫の音はさまざまの―がござつて」 ②色と声。特に、花の色と鳥の声。耳底記「花鳥の―」 ○色の白いは七難隠すいろのしろいはしちなんかくす 女の肌が白いのは、少しくらい醜くても美しく見せる。 ⇒いろ【色】

広辞苑 ページ 1496