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いろ‐ぶみ【色文】🔗🔉

いろ‐ぶみ色文】 恋文。けそうぶみ。誹風柳多留6「―を人中で書く勤めの身」

いろ‐ぶんかい【色分解】🔗🔉

いろ‐ぶんかい色分解】 カラー印刷などで、もとの色を再現するため、原画をシアン・黄・マゼンタの3色、または黒を加えた4色の成分に分けて3種ないし4種の画像を作ること。カラーテレビなどでは青・緑・赤の3色に分解する。

いろ‐ぼうしょ【色奉書】🔗🔉

いろ‐ぼうしょ色奉書】 色をつけた奉書紙。福井県越前市の名産。

いろ‐まきえ【色蒔絵】‥ヱ🔗🔉

いろ‐まきえ色蒔絵‥ヱ 金銀粉と同様に、朱・石黄・青漆粉などの色粉を用いた蒔絵。色粉蒔絵。

いろ‐まち【色町・色街】🔗🔉

いろ‐まち色町・色街】 遊女屋や芸者屋が集まり、遊興のために人々の集まるところ。色里。遊郭。花柳街。田山花袋、髪「其の停留場の附近には、かれの曾つて往来した狭斜いろまちがあつた」

いろ‐み【色見】🔗🔉

いろ‐み色見】 ①(「魚見」とも書く。「いろ」は「うを」の方言)魚の群れて来るのを見張ること。また、その人。うおみ。 ②窯かまの中の陶磁器の焼き加減をみるための試験標本。焼成品と同質の材料で、ゼーゲル錐すいの一種。

いろ‐み【色身】🔗🔉

いろ‐み色身】 色めいた身ぶり。すき者のようなこなし。滑稽本、旧観帖「越後は―な男ゆゑ」

いろみ‐ぐさ【色見草】🔗🔉

いろみ‐ぐさ色見草】 もみじの異名。蔵玉集「秋もはやしぐるるころの―散らまく惜しき山風ぞ吹く」

いろみ‐じょうご【色み上戸】‥ジヤウ‥🔗🔉

いろみ‐じょうご色み上戸‥ジヤウ‥ (→)「赤み上戸」に同じ。狂言、富士松「―の顔の赤いが、それ程をかしいか」

いろ‐みなと【色湊】🔗🔉

いろ‐みなと色湊】 色里のある船つき場。傾城色三味線「播磨潟室の―は」

いろ‐みほん【色見本】🔗🔉

いろ‐みほん色見本】 紙・布地・塗料などで、種々の色を集めて見本としたもの。「―帳」

いろ‐むじ【色無地】‥ヂ🔗🔉

いろ‐むじ色無地‥ヂ 黒以外の色一色で染めた和服地。また、その着物。家紋をつけて礼服にすることが多い。

広辞苑 ページ 1500