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ぬすみ・みる【盗み見る】🔗🔉

ぬすみ・みる盗み見る】 〔他上一〕 ひそかに見る。他人に気づかれないように見る。盗視する。「人の日記を―・みる」

ぬすみ‐もの【盗み物】🔗🔉

ぬすみ‐もの盗み物】 ぬすんだ物品。盗品。贓物。贓品。 ⇒ぬすみ【盗み】

ぬすみ‐よみ【盗み読み】🔗🔉

ぬすみ‐よみ盗み読み】 ①他人あての手紙などをひそかに読むこと。 ②他人の読んでいるものを傍からこっそり読むこと。 ③人目にかくれて読むこと。 ⇒ぬすみ【盗み】

ぬすみ‐わらい【盗み笑い】‥ワラヒ🔗🔉

ぬすみ‐わらい盗み笑い‥ワラヒ 気づかれないようにこっそり笑うこと。 ⇒ぬすみ【盗み】

ぬす・む【盗む】🔗🔉

ぬす・む盗む】 〔他五〕 ①他人に所属するものをひそかに奪いとる。伊勢物語「からうじて―・み出でて」。「金を―・む」「アイディアを―・む」 ②ひそかに事をする。人目をごまかす。古事記「己が命を―・み殺せむと」。「母の目を―・む」 ③ひそかに学ぶ。まねする。方丈記「岡の屋に行き交ふ舟をながめて満沙弥が風情を―・み」。「芸を―・む」 ④(わずかの時間を)繰り合わせて利用する。「暇を―・む」 ⑤音曲で、詞章の中の、ある文字を発音しないでうたう。申楽談儀「『無常の』と移る所、…無常の『む』を―・みて、『じやうの』といふ文字の先を切るべし」

ぬた🔗🔉

ぬた ①沼地。湿田。にた。のた。散木奇歌集「おくろ崎―の根蓴ねぬなわふみしだき」 ②どろ。ひじ。(泥の上に枯草を集めて寝るというところから)猪いのししの臥床ふしど。夫木和歌抄27「あみける―にやつれてぞふる」 ⇒ぬたを打つ

ぬた【觘】🔗🔉

ぬた】 「ぬたはだ」の略。

ぬた【饅】🔗🔉

ぬた】 魚介や野菜などを酢味噌で和えた食品。ぬたあえ。ぬたなます。かきあえ。毛吹草6「此度は―に取あへよ紅葉鮒」(重頼)

ぬた‐あえ【饅和え・饅韲】‥アヘ🔗🔉

ぬた‐あえ饅和え・饅韲‥アヘ (→)「ぬた(饅)」に同じ。〈日葡辞書〉

ぬた‐う・つ🔗🔉

ぬた‐う・つ 〔自四〕 ①猪が草の上にころがって体に泥をつける。もがきころげる。のたうつ。久安百首「恋をして臥す猪の床はまどろまで―・ちさます夜半のねざめよ」 ②だらしなく寝ころがる。 ③軽んずる。あなどる。史記抄「―・ちて我をあなづりて云ふと思ふぞ」

広辞苑 ページ 15166