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ね‐どころ【根所】🔗🔉

ね‐どころ根所】 ねもと。根源。永久百首「姫百合の―人に知られぬぞうき」

ね‐どころ【寝所】🔗🔉

ね‐どころ寝所】 ①寝間ねま。また、寝床。宇治拾遺物語1「―とおぼしき所に」 ②ねぐら。枕草子1「からすの―に行くとて」

ねと‐つ・く🔗🔉

ねと‐つ・く 〔自五〕 ねばりけがあってくっつく。ねばつく。ねとねとする。「油で―・く」

ねと‐ねと🔗🔉

ねと‐ねと まとわりつくような強い粘りがあるさま。にとにと。「―した納豆」

ね‐とぼ・ける【寝惚ける】🔗🔉

ね‐とぼ・ける寝惚ける】 〔自下一〕[文]ねとぼ・く(下二) ねぼける。日葡辞書「ネトボクル」。「なにを―・けたことを言ってるんだ」

ね‐とまり【寝泊り】🔗🔉

ね‐とまり寝泊り】 ある期間、そこに泊まること。宿泊。島崎藤村、夜明け前「両親が―する味噌納屋の二階の方でも」

ね‐とり【音取】🔗🔉

ね‐とり音取】 雅楽で、奏楽の直前に各楽器の音を整えること。また、各楽器の首席奏者が順に演奏するごく短い前奏曲。

ね‐とり【根取】🔗🔉

ね‐とり根取】 江戸時代、反取たんどりの基準となる、反当りの年貢額。根取米。

ね‐とり【寝鳥・宿鳥】🔗🔉

ね‐とり寝鳥・宿鳥】 ①ねぐらに寝ている鳥。ねぐらどり。孔雀楼筆記「―をとるは罪深きことのやうにいへども」 ②(音取ねとりから)歌舞伎囃子はやしの一つ。幽霊などの出現に用いる、淋しい気分を出す笛の音。寝鳥の笛。 ⇒ねとり‐がい【宿鳥飼】 ⇒寝鳥を刺す

ねとり‐がい【宿鳥飼】‥ガヒ🔗🔉

ねとり‐がい宿鳥飼‥ガヒ 鷹の捕らえた鳥を家に置いて飼うこと。 ⇒ね‐とり【寝鳥・宿鳥】 ○寝鳥を刺すねとりをさす 無抵抗なものに危害を加える。 ⇒ね‐とり【寝鳥・宿鳥】

ね‐と・る【音取る】🔗🔉

ね‐と・る音取る】 〔他四〕 音取りをする。雅楽の奏楽の時まず楽器を奏して調子を合わせる。古今著聞集18「藤兵衛尉琵琶をしらぶ。一臈笛を―・る」

ね‐と・る【寝取る】🔗🔉

ね‐と・る寝取る】 〔他五〕 他人の夫・妻または情人と通じて自分の夫・妻または情人とする。狂言、土産の鏡「ようわらわが男を―・つて、これまであとを追うてうせたなあ」

広辞苑 ページ 15262