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○喉から手が出るのどからてがでる🔗🔉

○喉から手が出るのどからてがでる 欲しくてたまらないたとえ。「―ほど欲しい」 ⇒のど【喉・咽】 のど‐ぐさり喉腐り】 〔動〕(喉から早く腐りだす意)ネズミゴチの異称。 のど‐くび喉頸】 ①頸の前面の喉のあたり。「―を締め上げる」 ②大切な部分。急所。「―を押さえる」 のど‐ぐろ喉黒】 (主に山陰地方で)アカムツ1の異称。 のど‐け喉気】 炎症のために喉の内部が赤く腫れ上がる病気。喉痺こひ。浮世風呂4「はさんだ爪が―の薬になる」 のど‐け・し長閑けし】 〔形ク〕 のどかである。しずかである。おだやかである。〈[季]春〉。古今和歌集「ひさかたの光―・き春の日に」 の‐とこ野床】 (四国・北九州地方で)苗代なわしろ。のうとこ。 のど‐ごし喉越し】 飲食物が喉をくだる時の感覚。「―のいいビール」 のどこ‐びと野床人】 (野山を寝床とする人の意)かりうど。猟師。秘蔵抄「うちむれてすがる狩るなる―」 のど‐じまん喉自慢】 歌う声のよさを自慢すること。また、その人。「素人―」 のと‐ちぢみ能登縮】 能登国鹿島・羽咋はくい地方から産する麻織物。能登上布。阿部屋あべや縮。 のど‐ちんこ喉ちんこ】 (「ちんこ」は男根の幼児語)口蓋垂こうがいすいの俗称。 のど‐ちんぽ喉ちんぽ(→)「のどちんこ」に同じ。 のど‐つづみ喉鼓】 食欲がさかんに起こる時、喉が鳴ること。「―を鳴らす」 のど‐とめ喉留め】 喉にとどめを刺すこと。

○野となれ山となれのとなれやまとなれ🔗🔉

○野となれ山となれのとなれやまとなれ どうなってもかまわない。「あとは―」 ⇒の【野】 のど‐の‐くさり喉の鎖】 (生命をつなぎとめるものと考えていう)のど。浄瑠璃、長町女腹切「―を一刀うんとばかり目もくれなゐ」 のど‐のど長閑・閑長】 甚だのどかなさま。ゆったり。更級日記「人目も見えず―と霞みわたりたるに」 のと‐はんとう能登半島‥タウ 石川・富山両県境付近を基部とし、日本海に突出する半島。 のど‐び喉び】 のどぶえ。好色一代男4「―に喰ひつく所をすかして指し殺し」 のど‐びこ喉彦】 口蓋垂こうがいすいの俗称。 のど‐ぶえ喉笛】 喉の気管の通ずる所。ふえ。源平盛衰記15「甲かぶとの鉢を打ち破りて―まで打ちさかんと」 のど‐ぼとけ喉仏】 喉の中間にある甲状軟骨の突起した所。のどぼね。喉頭隆起。西洋では「アダムのりんご」という。 のど‐ぼね喉骨(→)「のどぼとけ」に同じ。書言字考節用集「結喉、ノドボネ」 のど‐ま・る和まる】 〔自四〕 のどかになる。しずまる。おちつく。源氏物語蜻蛉「心も―・らず、目も暗き心地して」 のど・む和む】 〔他下二〕 ①のどかにする。気持をおちつかせる。源氏物語夕顔「思ひ―・めて」 ②ゆるめる。控えめにする。源氏物語帚木「そのたなばたの裁ち縫ふ方を―・めて」 ③時間をのばす。猶予する。源氏物語若菜下「今しばし―・め給へ」 のど‐もと喉元】 喉のところ。喉の部分。 ⇒のどもと‐じあん【喉元思案】 ⇒喉元過ぎれば熱さを忘れる のどもと‐じあん喉元思案】 あさはかな思案。 ⇒のど‐もと【喉元】

広辞苑 ページ 15418