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のに🔗⭐🔉
のに
〔助詞〕
(接続助詞。体言の代用をする助詞ノと助詞ニとが結合したもの。活用語の連体形に付く。助動詞「だ」には終止形にも付く)
①ある事柄から普通に予期されたこととは反対の事柄が起こったことを示すのに用いる。「雨が降る―出かけた」「安い―買わなかった」「静かな―ねむれない」「温厚な人だ―怒った」
②(1の後半を省略した用法)残念・不満の意を表す。「あれほど注意しておいた―」「よせばいい―」
○野に伏し山に伏すのにふしやまにふす
道中で艱難かんなん辛苦するたとえ。
⇒の【野】
のね‐いた【野根板】🔗⭐🔉
のね‐いた【野根板】
板材の一つ。山元において生木のうちに薄板にしたもの。数寄屋造の天井などに用いる。もと、高知県の野根山から多く産したところからの称。
の‐ねこ【野猫】🔗⭐🔉
の‐ねこ【野猫】
のらねこ。やどなしねこ。続猿蓑「思ひかねその里たける―かな」(巳百)
の‐ねずみ【野鼠】🔗⭐🔉
の‐ねずみ【野鼠】
原野・森林にすむネズミの総称。ハタネズミ・ヤチネズミ・アカネズミなど。〈日葡辞書〉
の‐ねんぐ【野年貢】🔗⭐🔉
の‐ねんぐ【野年貢】
江戸時代の小物成こものなりの一種。高のない原野に反別いくらと米・銭を課したもの。草年貢。
の‐の‐え【野の上】‥ヘ🔗⭐🔉
の‐の‐え【野の上】‥ヘ
野のほとり。万葉集2「―のうはぎ過ぎにけらずや」
の‐の‐おきな【野老・野翁】🔗⭐🔉
の‐の‐おきな【野老・野翁】
(根茎に生ずる鬚根ひげねを老人の鬚に見立てたもの)トコロの異称。
ののぐち【野々口】🔗⭐🔉
ののぐち【野々口】
姓氏の一つ。
⇒ののぐち‐りゅうほ【野々口立圃】
ののぐち【野之口】🔗⭐🔉
ののぐち【野之口】
姓氏の一つ。
⇒ののぐち‐たかまさ【野之口隆正】
広辞苑 ページ 15421。