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ののぐち‐りゅうほ【野々口立圃】‥リフ‥🔗🔉

ののぐち‐りゅうほ野々口立圃‥リフ‥ 江戸初期の俳人。京都の人。名は親重。業は雛屋。連歌・和歌・俳諧に長じ、のちに松永貞徳の門を去り一派をなし、多芸多才で俳画にも巧み。著「俳諧発句帳」「はなひ草」「小町躍」など。自選句集「空礫そらつぶて」。(1595〜1669) ⇒ののぐち【野々口】

ののこ‐めし【ののこ飯】🔗🔉

ののこ‐めしののこ飯】 米と野菜を三角形の油揚げに入れ、だし汁で炊いたもの。できあがりの様子が、布子ぬのこに似ているところからの呼称。鳥取県の郷土料理。いただき。

のの‐さま🔗🔉

のの‐さま ①(幼児語)日月・神仏などにいう語。ののさん。のんのさま。「ととさんやあのののさんがかかさんか」(一茶) ②愚かで子供のような人をあざけっていう語。

ののしり【罵】🔗🔉

ののしり】 ①大声でさわぐこと。さわぎ。騒動。大鏡道隆「この兄殿の御―にかかりて」 ②大声で非難すること。悪口を言うこと。 ⇒ののしり‐だて【罵り立て】

ののしり‐だて【罵り立て】🔗🔉

ののしり‐だて罵り立て】 得意になって他人をののしること。 ⇒ののしり【罵】

ののし・る【罵る】🔗🔉

ののし・る罵る】 〔自他五〕 ①がやがやと言い騒ぐ。騒ぎたてる。源氏物語玉鬘「いと騒がしく人まうでこみて―・る」 ②高い声や音をたてる。源氏物語浮舟「里びたる犬ども出で来て―・るも、いとおそろしく」。源氏物語蜻蛉「河の方を見やりつつ、響き―・る水の音を聞くにも」 ③大げさに言い立てられる。盛んな評判が立つ。源氏物語若紫「この世に―・り給ふ光源氏」 ④勢いが盛んである。源氏物語澪標「岸にさしつくる程見れば、―・りて詣で給ふ人のけはひ、渚に満ちていつくしき神宝をもて続けたり」 ⑤声高に非難する。悪口を言う。宇津保物語国譲下「后の腹立ち―・り給ひて」。「人を口ぎたなく―・る」

のの‐てん【ノノ点】🔗🔉

のの‐てんノノ点】 箇条書や表などで、前項の内容と同じであることを示す符号。「〃」

広辞苑 ページ 15422