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の‐もや【野母屋】🔗🔉

の‐もや野母屋】 隠れた位置にある母屋桁もやげた。垂木たるきをうける。

の‐もり【野守】🔗🔉

の‐もり野守】 野を守る人。特に、禁猟の野を守る番人。万葉集1「―は見ずや君が袖振る」 ⇒のもり‐ぐさ【野守草】 ⇒のもり‐の‐かがみ【野守の鏡】

のもり【野守】🔗🔉

のもり野守】 能。世阿弥作の鬼物。野守の鏡とは、野守の老人などが姿を映す池の名というが、実は鬼の持つ宝で、天地の真相を映す鏡の名だという説話を脚色。

のもり‐ぐさ【野守草】🔗🔉

のもり‐ぐさ野守草】 ハギの異称。 ⇒の‐もり【野守】

のもり‐の‐かがみ【野守の鏡】🔗🔉

のもり‐の‐かがみ野守の鏡】 (「袖中抄」に、雄略天皇が鷹狩の時、逃げた鷹を野守が水鏡で見て発見したとある故事に基づく) ①野中の水に物影のうつるのを鏡にたとえていう語。水鏡。 ②特に、普通には見えないものを見ることができる鏡として歌によまれる。新古今和歌集「はし鷹の―見てしがな思ひ思はずよそながらみん」 ⇒の‐もり【野守】

ノモンハン【Nomonhan】🔗🔉

ノモンハンNomonhan】 中国東北部の北西辺、モンゴル国との国境に近いハルハ河畔の地。1939年5月から9月中頃まで、日本の関東軍とソ連・モンゴル軍とが国境紛争で交戦、日本軍が大敗を喫した。

の‐や【野矢】🔗🔉

の‐や野矢】 狩猟用の矢。射棄てと称して粗末にこしらえるのを例とした。

の‐や【野屋】🔗🔉

の‐や野屋】 ①野中の家。 ②(長崎県の一部などで)霊屋たまや

の‐やき【野焼き】🔗🔉

の‐やき野焼き】 新草をよく生えさせるため、早春のうちに野を焼くこと。〈[季]春〉。蜻蛉日記「―などする頃の」

のや‐づくり【野屋作り】🔗🔉

のや‐づくり野屋作り】 野中に家作りすること。また、その家。

の‐やぶ【野藪】🔗🔉

の‐やぶ野藪】 野にあるやぶ。また、野と藪。のらやぶ。宇津保物語俊蔭「―のごと、おそろしげなるものから」

広辞苑 ページ 15453